最初に知っておきたい要点
- 仮性近視・初期の近視で、現実的な目標設定(例:0.3→0.6)
- 1日合計20分 × 3か月以上の継続が可能
- スマホ/タブレット時間の見直しや屋外活動と併用
- 真性近視が進行している/弱視・強い乱視などの併存
- 継続できない(週数回・気が向いた時だけ)
- スクリーンタイム過多など生活習慣がそのまま
相性チェック
効果なしになりがちな理由
お試しレンタル/サブスク
はじめに:「本当に効果あるの?」その疑問に答えます
ホームワックに興味を持ち、「子どもの視力が少しでも良くなれば」と思って調べている中で、もしかすると「効果なし」といった声をご覧になったことがあるかもしれません。
そのような声に触れると、使って本当に意味があるのか、うちの子には効果があるのか、不安に感じることがあるかもしれません。
実際、どんなトレーニングでも、すべての人に確実な効果が出るわけではありません。ホームワックも例外ではありませんが、その理由にはちゃんとした背景があります。
この記事では、「なぜ効果に差が出るのか?」「どんな目の状態に合うのか?」といった疑問に、ホームワックを製造・販売し本サイトを運営する眼育総研事務局が、包み隠さずお答えします。
あなたのお子様に合うかどうか、ぜひ最後まで読んでご判断ください。
ホームワックとは?家庭で使える本格的な視力回復トレーニング機器
ホームワックは、雲霧法や開散訓練などを同時に行えるよう設計された、家庭用の光学トレーニング機器です。内部には複数のレンズとプリズムレンズが組み込まれており、ピントが合った状態からぼやけた状態へと、10秒間隔で自動的に切り替わる見え方を再現します。
ぼやけた映像を無意識に明視しようとすることで、目の周囲の緊張がゆるみ、毛様体筋が柔軟に動けるようになります。
また、プリズムレンズによって目の開散運動(寄り目とは反対の動き)が促されるため、近くに集中しがちな目の使い方をリセットし、遠くを見るときの自然な目の使い方を呼び戻す効果が期待できます。
そのため、ホームワックは「見る」ことを通じて、目の調節力とバランスの取れた視線運動の両方に働きかける設計となっています。

なぜ効果に個人差が出るのか?4つの重要な要因
仮性近視(毛様体筋の緊張による一時的な視力低下)であれば、ホームワックのような訓練で元に戻る可能性があります。現代ではスマホやポータブルゲーム、タブレットなどを長時間使用する子どもが増え、こうした仮性近視が非常に多くなっていると考えられています。言い換えれば、「今の子どもにこそ、こうした視力回復トレーニングが有効に働くケースが多い」とも言えるのです。
一方、眼球が物理的に伸びてしまう真性近視では、視力を回復させるのは難しく、進行を抑えることが目標になります。
つまり、真性近視と診断されている場合は、まずは近視の進行を食い止めることを目標とし、食い止めができれば次のステップへという活用が現実的です。
近視対策においては「早期発見・早期対処」が何より重要です。軽度なうちに手を打つことで、トレーニングの効果を実感しやすくなります。
2)生活習慣の改善ができるか
どれだけトレーニングを頑張っても、毎日長時間スマホやタブレットに夢中になっていては効果は半減です。対象物との適切な距離や姿勢、外遊びの習慣なども含めて、トータルで見直すことも大事です。
実際、スクリーンタイムが1日1時間増えるごとに、近視になる確率が約21%も上昇するというデータも報告されています。
つまり、「毎日どれだけ画面を見ているか」は、視力にとって非常に重要なファクターなのです。
(出典:日本語:CareNet/メディカルトリビューン |原著:JAMA Network Open)
3)視力回復は継続できる環境かどうかが重要
ホームワックの基本は、「1日合計20分を3ヶ月以上」続けること。朝晩10分ずつなど、生活リズムに無理なく取り入れるのがおすすめです。
子どもが飽きずに続けられる工夫(好きなテレビ番組やYouTubeを見ながらなど)ができる家庭ほど効果が出やすいです。
4)遺伝的・先天的な要因
強い乱視や弱視、小学校入学前から進行が始まっているケース、または遠視など遺伝的・先天的な要因が強い場合、ホームワックの効果を得るのは難しい可能性があります。
そのような場合は、眼科での専門的な対応が望まれます。

視力回復効果が出たご家庭の声/出なかったご家庭の声

改善が見られた声
- 「1ヶ月で視力が0.3から0.6に上がった」
- 「毎日続けていたら、黒板の文字が見えるようになった」
- 「終わった後に目がスッキリして、習慣としてもいい」

思ったほど効果を感じなかった声
- 「1年間使ったけど変化なし」
- 「むしろ視力が下がっていった」
- 「子どもが嫌がって続かなかった」
効果が出なかったご家庭の多くは、上記の3つの要因のいずれかが当てはまっているケースがほとんどです。
例えば、「1年間使ったけど変化なし」のケースでも、もしある程度近視が進行してからのスタートしたのであれば、近視の進行を食い止められたという点では成果とも言えます。
「むしろ視力が下がっていった」のケースは、トレーニング自体は毎日行っていても、生活習慣の改善ができていないケースでは、思うような効果が出ないことがあります。
トレーニングの時間は1日わずかでも、スマホやタブレットに夢中になる時間が何時間もあれば、バランスが崩れてしまいます。視力回復にはトレーニングと同じくらい、日常生活の見直しが重要です。
「子どもが嫌がって続かなかった」のケースは、テレビを見ないご家庭などでは、外の景色を見ながら行う工夫がおすすめです。
また、子ども自身が「メガネがどれだけ嫌か」「将来やりたい仕事にどんな影響があるか」「コンタクトはどれだけ手間がかかるか」など、“自分ごと”として視力の大切さを理解できるようになると、自然と前向きに取り組めるようになります。
ホームワックでトレーニングをしているけれど、効果があるのか心配・疑問などがあればお気軽にご相談ください。
お子さまのこれまでの視力の経緯、日常生活での目の使い方の状況などをお伺いし、より良い結果につながるようアドバイスをさせていただきます。
ホームワックは、無期限・無料のサポート付きです。
あなたのご家庭に合うか?判断のためのチェックリスト

- □ お子さんが仮性近視または初期の近視と診断されている
→ 毛様体筋の緊張による“戻しやすい近視”(仮性近視)であれば、効果が出やすくなります。近視がある程度進行した人でも取り組めます。 - □ 近視の程度に応じた、現実的な視力目標を設定できている
→ 例えば「0.1以下の子が1.0を目指す」など無理な目標ではなく、「0.3→0.6」や「進行を1年間±0.25D以内に抑える」など、適切な目標をイメージしておくことも大切です。 - □ 毎日20分の視力回復トレーニングを習慣化できる
→ 1日合計20分(朝晩10分ずつでもOK)。どうしても忙しい日は5分などに短縮もOK、できるだけ毎日がポイント。 - □ 姿勢・スマホ等の使い方・目の休憩といった生活習慣の改善に取り組める
→ 近業を減らし、外遊びの時間を増やすなど、目の成長期に生活習慣全体の見直しはとても大切です。 - □ 子どもが映像を見ながら楽しくトレーニングできそう
→ 子どもの好きなテレビや動画を活用しながら、楽しく習慣化できるかがポイントです。 - □ 遺伝的要因や先天的近視が強いケースではない
→ 強い乱視、弱視、小学校入学前から進行が始まっているなど遺伝的影響の強いケースでは効果が出にくく、眼科での専門的な対応が望まれます。
チェックが多いほど、ホームワックと相性が良い可能性があります。どうしようかと迷われたら、視力向上可能性判定をご利用ください。トレーニングによりどのくらいの効果が得られる可能性があるのか?その場で判定結果が分かります。
結果を見て、分からない点などがあれば、電話やお問い合わせフォームからご相談をお受けしていますので、お気軽にご利用ください。
“効果なし”を避けるための3チェック
1. 開始時期と目標設定のミスマッチ
真性近視が進行している/目標が高すぎると「効果なし」と感じやすい。まずは“進行抑制”を主目標に。目標の決め方を適切に。
2. 継続不足(頻度・期間が足りない)
週数回・短期では実感しづらい。目安は1日20分×3か月。続ける工夫(アラーム設定/家族での声かけ)を。
3. 生活習慣が据え置き(スクリーンタイム過多)
使用時間を上回る悪影響で相殺されがち。デジタル時間の見直し+屋外活動をセットで。
不安な方へ:まずは試してみるという選択肢
「子供が続けられるか分からない…」という不安がある方には、お試しレンタル制度を利用するという選択肢も。
実際に試してみて、「これはうちの子に合いそう」と思えば購入に踏み切ることができますし、「続くかな…?」と感じたらサブスクで気軽にスタートすることもできます。

私どもでは、視力向上可能性判定やご相談・レンタルなどをご利用いただいた方に対して、必要な情報は提供させていただきますが無理にご購入を勧めるようなセールスは一切行っておりません。
それは、勧められたからやるのではなく、ホームワックのトレーニング方法や期待できる効果を理解し、目標をもって前向きにスタートしていただきたいからです。ぜひ、ご相談やレンタルをご活用ください。

特に子供が近視と分かったご両親は、「なぜうちの子が?」「気を付けていたのに!」とショックを受けながらも、なかなか相談先がないことと思います。
そのお気持ちに少しでも寄り添い、解決のヒントを届けることが、私たちの願いです。
「何もせずに悩み続ける」よりは、まず試してみることが視力ケアの第一歩になるかもしれません。
お子さんに合うかどうか、この記事が判断のヒントになれば幸いです。

視力回復辞典(視力回復の真実)
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