色覚検査(しきかくけんさ)
色覚検査とは、目が色をどのように識別できているかを調べる検査のことです。
人の目には、主に赤・緑・青の光を感じ取る細胞(錐体)があり、それらの働きによって私たちはさまざまな色を見分けています。色覚検査は、この色の見え方に特徴や違いがあるかを確認するために行われます。
日常生活の中で色が見えにくいと感じる場合だけでなく、健康診断や進路・職業選択の参考として、自分の色の見え方の特性を知る目的で実施されることもあります。
どのような検査があるの?
色覚検査には、目的に応じていくつかの方法があります。代表的なものは次の2つです。
1. スクリーニング検査(簡易的な確認)
丸い色の点が集まった図表の中から、数字や図形が見えるかどうかを確認する検査です。
学校健診や健康診断などで用いられることが多く、色の識別に大きな特徴がないかを簡単にチェックする目的で行われます。
世界的に広く使われているものに、いわゆる「石原式色覚検査表」があります。
2.色の見え方の特徴をみる検査
色の並び替えや、微妙な色の違いを比べる検査などを通して、色の見え方の傾向や特徴をより詳しく確認する方法です。
どの色の組み合わせを見分けやすいか、あるいは見分けにくいかといった個人差を把握するために行われます。
色覚検査で分かること
色覚検査によって分かるのは、「色の見え方にどのような特徴があるか」という点です。
色覚の特性には幅があり、必ずしも日常生活に支障が出るとは限りません。多くの場合、自分では気づかずに生活していることもあります。
現在では、色の見え方の違いは「異常」ではなく個人の特性の一つとして理解されるようになってきています。
色覚検査を受ける場面
色覚検査は、次のような場面で行われることがあります。
- 学校や職場の健康診断
- 進学・就職などで色の識別が重要となる場合
- 自分の色の見え方の特徴を知りたいとき
以前使われていた「色盲」「色弱」という言葉に代わり、現在では「色覚の特性」「色覚多様性」など、より配慮された表現が使われることが増えています。
色覚検査は、色の見え方を正しく知り、日常生活や社会生活をよりスムーズに送るための手がかりとなるものです。
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