立体視
立体視は、ものまでの「奥行き」や立体感を感じ取る見え方のことです。左右の目でとらえた少しずつ違う像を脳が組み合わせることで、距離感をつかみやすくなります。
立体視とは?
右目と左目は、わずかに離れた位置から同じものを見ています。そのため、同じものを見ていても右目と左目では少しだけ違う像が網膜に写ります。立体視は、このズレ(両眼視差)を利用して、どれくらい手前か・奥かといった奥行きを感じる働きです。
このしくみによって、私たちが実際に見ている景色は、写真や画面のような平面ではなく、「手前のもの」「奥のもの」の違いが分かる立体的な広がりとして感じられます。
仕組みと特徴
左右の目で見た像は、脳の視覚中枢で一つの像としてまとめられます(融像)。このとき、二つの像の位置の違いを細かく比べることで、対象物までの距離を推定していると考えられています。対象が近いほど視差が大きくなり、遠くなるほど小さくなるため、その差を手がかりに奥行きを感じ取ります。
ボールをキャッチする、コップに飲み物を注ぐ、階段の高さを見きわめるといった場面では、この立体視が距離感の把握を助けているとされています。左右の目の向きや見え方に大きな差がある場合(たとえば斜視や、左右の度数差が大きい不同視・弱視、片目だけ強くかすむ病気など)には、こうした立体感を十分に得にくくなることがあります。
関連用語
分類から探す
頭文字から探す
目の用語辞典
おすすめタグ
閲覧ランキング
眼帯
眼球
角膜潰瘍
糖尿病性網膜症
縮瞳
関連記事
子供の近視にショックを受けた親御さんへ|不安な気持ちと向き合う視力ケアの考え方
子どもの近視が将来の眼病につながる?──家庭でできるリスクを減らす対策
目は一生の資産——3分で整えるピント調節 “ピントフレッシュ”のすすめ
学校の視力検査A判定でも油断禁物—近視予防と『ホームワック』活用ガイド
自宅でできる視力回復トレーニング方法を徹底解説
スマホが原因で斜視に?増える”スマホ斜視”とその対策
眼科のワックは効果がないって本当?
ホームワックは効果なし?近視は本当に良くなるの?




