不同視
左右の視力に差があることを不同視(ガチャ目)と言います。
不同視の場合は、一度視力差が出始めますと、その後ますます差が開くケースがあります。
その理由は、日常生活で遠くを見るときには良い方の目を使い、近くを見るときには悪い方の目を使うと言う、使い分けが始まる場合があるからです。
今後この現象がひどくならないようにするために、まずは普段の生活で気をつけて頂きたいことがあります。
- ものをみるときに、斜めに見ていないか?
- 姿勢が、左右どちらかに偏っていないか?
- 勉強や本を読むときに、肘をついて見ていないか?
- 食卓などで、本人から見て斜めに、テレビが配置されていないか?
- パソコンやゲームをする時に、斜めの位置に、モニターが設置されていないか?
- 字や絵を書くときに、極端に覆い被さるように書いていないか?
- 目を細めるクセはないか?
- 寝転がって本を読んでいないか?
左右の視力の差は、こういった日常生活の些細なことで起こる事が多いです。
特にきっかけは、テレビやパソコン、スマホ、本などを斜めの位置から見ることから始まるケースがよく見受けられます。
そして、視力差がますます開くケースがあるのは、日常生活で良い方の目ばかりを使うようになり、悪い方の目を使わなくなるからです。
日常生活においては、良い方の目を手で隠すなどして、悪い方の目を使う感覚を自分でつかんでおくと良いです。