カルシウム
カルシウムは、鉄分と並んで不足しがちな栄養素ですが、眼球の形成・ピント調整筋の働きに不可欠な栄養素です。
ところが、成長期には骨の形成に多量のカルシウムが必要とされるため、ピント調整筋にはなかなかまわらず、視力が低下しやすくなります。
食事でカルシウムをうまく摂るには、どうしたらよいでしょうか。
小魚や乳製品、大豆製品、ごま、小松菜など、カルシウムを多量に含む食品の中でも、特に吸収の良い動物性食品を日頃から適度に摂取することを意識する事が大切です。
実は、カルシウム不足は糖分の過剰摂取によって起こることをご存知でしょうか。
しかも、糖分は体内のカルシウムを溶かす働きもあるので、要注意です。
そのためカルシウム不足を防ぐには、砂糖が多量に含まれている市販の菓子、清涼飲料水の過剰摂取を控えることも必要です。
体内に取り入れたカルシウムの吸収を良くするには、体内に十分なビタミンDが必要です。
できるだけ、外に出て日光を浴びることが大切です。
皮膚に存在するビタミンの母体は、紫外線を浴びることでビタミンDに変わります。