噛む力

  • 2015.04.14
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噛む力と視力の間には密接な関係があるということが、近年の研究で少しずつわかってきています。

目の中でレンズにあたる水晶体を調節する働きをしているのは、毛様体筋という筋肉です。

この毛様体筋の筋力低下は、視力低下の要因の一つと考えられています。
そうならないためには、毛様体筋を鍛えることが効果的です。

ですが、筋肉の構造上、毛様体筋を鍛えるためには、連動する筋肉を同時に強化することが重要です。

毛様体筋に連動する筋肉は顔面筋と言います。
この顔の筋肉は、ものを噛むことに深く関係します。

つまり、よく噛むと毛様体の筋力増強に効果が期待できるというわけです。

以上のことから、硬い物を食べると効果が期待できるというよりも、噛む力を鍛えると、視力低下を防止することができると言っていいでしょう。

もちろん、そのために硬い物を食べるのはとても有効です。

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