
はじめに

【ママ】
「前回のメルマガで公開Q&Aとして取り上げた『レーシック利用者が激減している理由』は、とっても衝撃的な内容でした!
読者の皆さまからの反響も、多かったでしょ?」
【博士】
「こういうのがありました。
息子の視力が悪くなってきたのに不安を感じながらも、”まぁ、いざとなったらレーシックがあるし…”と思っていました。
でも、“レーシック難民”という言葉があると知り、絶対そんな目にはあわせたくない、と思いました。
これからも、眼育のメルマガを励みに、コツコツ視力回復に努めます。(by 滋賀県 しまねこさん)
【ママ】
「そう、“レーシック難民”って聞いて、私も怖くなっちゃった!
過矯正で近くが見えづらくなったり、術前よりも矯正視力が低下したり、ものが二重に見えたり。
手術したクリニックでは解決できず、他の病院、クリニックを転々として後遺症に苦しむ人々のことを言うのよね。
ケンタがそんな苦しみを抱えることになるなんて絶対イヤ!って思ったもの。」
【博士】
「100%で安全で、かつ一瞬で近視が治る手術なんて、存在しないのです。
それよりは、ご意見をお寄せいただいた方のように、コツコツと継続あるのみです。
1日の時間の1%でいいから、視力のために良いことをする習慣を持っていただきたいですね。」
【ママ】
「1%?」
【博士】
「そう。1日の1%は、約15分になります。」
【ママ】
「15分なら、続けられるって感じがしますね♪」
【博士】
「”継続は力なり”っていう言葉は、視力回復のために存在するかのような言葉ですよ。」
【ママ】
「わかりました、たった1%の継続が、100%安全な視力回復に繋がるんですね。
なんか勇気が湧いてきました!
さて、博士、今日の公開Q&Aのテーマは何でしょう?」
【博士】
「今回は、この時期になると圧倒的に問い合わせが増える、『学校検眼』に関するQ&Aを取り上げようと思います。」
【ママ】
「そうだ、『学校検眼』で思い出したけれども、ケンタ、学校から『眼科を受診してください』って書かれた通知を、持ち帰ってきたのよね。
同じような通知をもらって、青くなってるママも多いはず!
では、さっそくスタート!」
公開Q&A(1):『学校検眼でC判定…。メガネをつくるべきでしょうか?』

■登場人物■
【眼育(めいく)博士】
眼育トレーニングの創始者で目の健康のエキスパート
【ミドリママ】
30代のワーキングマザー
息子のケンタの視力を、何とか回復させたいと思っている
【ケンタ】
9歳。学校の健康診断で視力が落ちていたことが発覚
【ママ】
学校検眼でC判定…。メガネをつくるべきでしょうか?
C判定というと、片目の視力が0.3~0.6という範囲ですね。
メガネを作るかどうか、迷う領域ですね。」
【博士】
「C判定と出たら、まずは眼科に行くことはおすすめします。
でもそれは、必ずしもメガネをつくるためではありません。
まずは、検査をするためです。」
【ママ】
「だって、検査ならもう、学校でやったじゃないの?」
【博士】
「学校は”視力検査”だけですが、眼科では”視力検査”に加えて、“屈折検査”を行います。」
【ママ】
「”屈折検査”って、やったほうがいいですか?」
【博士】
「屈折検査では、屈折度数と乱視度数という2つのデータを調べます。
あごを載せて中を覗き込んで測定する器械、眼科で受診したことがある人なら知っていますよね。
アレでやるのが屈折検査です。」
【ママ】
「あ~、あれね。」
【博士】
「屈折度数のマイナス(-)は近視の度数、プラス(+)は遠視の度数です。
数字が大きいほど、進行している状態になります。
そして、乱視度数は、乱視の程度を示しています。
裸眼視力に加えて、左右の目それぞれの屈折度数と乱視度数、それに矯正視力を合わせた合計8つのデータが揃ってはじめて、近視・遠視・乱視の程度が客観的にわかるのですよ。」
【ママ】
「なーるほど、いきなり”C判定”って言われたらパニクるけど、自己申告制の学校検眼だけじゃ、確かにあてにならないかも~。
まずは正確な現状把握が大切ってことですね。」
【博士】
「そして安易にメガネに頼るのではなく、生活の中でできることはないかを、まずは考えてみましょう。
たとえば、クラスの席順を前の方に替えてもらうなどの、方法もあるはずです。」
【ママ】
「そうよね、まずはできることを実践しなきゃ。」
【博士】
「眼科の検査でわかった8つのデータを医者に確認し、眼育総研にメールや電話で報告して頂ければ、経験豊富な眼育サポーターが、数字の意味や現状の目の状況をわかりやすく解説します。」
【ママ】
「それは素晴らしいわ!
だってこのあいだ行ったお医者さんだって、状態をあまり詳しく教えてくれないんですから。」
公開Q&A(2):『とりあえず様子を見ましょうと言われました。本当にいいんでしょうか?』

【博士】
「ところでケンタくんの学校検眼の判定は何でしたか?」
【ママ】
「B判定でした…。
ということで、私の参考にするために、次の質問を、独断と偏見で選んじゃいます♪」
B判定でした。眼科では『とりあえず様子を見ましょう』と言われました。本当に何もしなくていいんでしょうか?
なんかこういう言われ方をすると、今の時点では何もしなくてもいいのかなって思っちゃいますね。
でもまあ、とりあえず、Bだからね。」
【博士】
「B判定だと、まだ安心と思っている人が多いと思いますが、視力におけるB判定というのは、実は赤信号!のことですよ。」
【ママ】
「え、えぇ~っ?そうなんですかぁ~っ!」
【博士】
「すでに視力が確実に落ち始めているということですからね。
つまり、本当に様子を見ていると、近視が進行してしまいます。
眼科医の言う『もう少し様子を見ましょう』というのは、”何もしないで様子を見ていたら視力が元に戻るから大丈夫ですよ”という意味ではありません。
“まだメガネには少し早いので、メガネが必要になるまで待ちましょう“ということなのです。」
【ママ】
「メガネが必要になるまで待つってことは、もっと視力が悪くなるまで待ちましょうっていう意味?
ダメダメ、そんなの、だめじゃないの~?!
博士、なにかできることはないの~?」
【博士】
「B判定では決して安心せず、A判定でも油断をしないような、そんな心がけが大切ですね。
もう近視が始まっているわけですから、意識的に生活環境を変え、近視になりにくい目の使い方を身に付ける必要があります。
生活習慣上の一番のおすすめは、何といっても“ハーフタイム”です。
近くを見る作業を10~30分間続けたら、10~30秒間視点を変えるハーフタイムを入れるという、休憩法。
時間は10分続けたら10秒、30分続けたら30秒です。
こまめに入れるほど、効果的です。
今までにも、ご紹介していますから、読者の方にとっては、もう常識ですね。」
【ママ】
「は~い!ハーフタイムには何をしたらいいですか?」
【博士】
「人によっていろいろな方法がありますが、目がリフレッシュできることを工夫したいですね。
例えば…
遠くの違う距離のものをぼ~っと眺める
近くばかり見て、縮こまっていた目の筋肉を伸ばしてあげよう。
リフレッシュ効果大。
リズミカルにまばたきをする
目をぎゅっと強く閉じ、ぱあっと大きく開く。
パチパチパチとリズミカルにまばたきをする。
目のまわりの筋肉のマッサージ効果大。」
【ママ】
「ちょっとした工夫で、環境って変えられるわね。
何もしないで”様子を見る”のよりはずっと良いわ!
今日はとっても勉強になりました!」
まとめ

◆◇なぜ眼科で言われる事を鵜呑みにしてはいけないのか?◇◆
近視になったら、眼科で屈折検査を受けよう
屈折検査でわかるのは、屈折度数と乱視度数の2つ。
屈折度数→マイナス(-)が近視の度数、プラス(+)が遠視の度数を表す。
数字が大きいほど、進行している状態。
乱視度数→乱視の程度を表す。
左右それぞれの「屈折度数」「乱視度数」「矯正視力」「裸眼視力」の8つのデータを眼育総研に伝えると、あなたに目の現状を、かなり正確に教えてくれます。
席順を前の方に替えてもらうなど、まずは”見えにくい”ことをメガネ以外の方法でカバーできることはないか、取り組んでみよう。
眼科医に『もう少し様子を見ましょう』と言われたら、本当に様子を見ていてはダメ。
↓
生活環境を見直し、近視になりにくい目の使い方を身に付けることから始めよう。
↓
目の休憩法として最もオススメが「ハーフタイム」
~ハーフタイムの方法~
近くを見る作業を
- 10分続けたら10秒
- 20分続けたら20秒
- 30分続けたら30秒
のハーフタイムをとる。
時間は細切れのほうが効果がある。
- 遠くの違う距離のものをぼ~っと眺める
- 意識的にまばたきをする
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