硝子体とは
硝子体の役割
硝子体は単なる「中身の詰め物」ではなく、眼球の形を保ち、外部からの衝撃を吸収するクッションのような働きも担います。また、内部の透明度を保つことで、視覚情報が乱れることなく網膜へ届くようサポートしています。
加齢や病気による変化
年齢を重ねると、硝子体は徐々に水分が増えてゼリー状から液状に変化します。この現象は「硝子体の液化」と呼ばれ、やがて硝子体が網膜から離れる「後部硝子体剥離」が起こることがあります。これ自体は加齢による自然な変化ですが、まれに網膜裂孔や網膜剥離のきっかけになるため注意が必要です。
また、糖尿病網膜症や硝子体出血など、病気によって硝子体が濁ると視力低下や視界のかすみの原因となります。
検査と治療
硝子体の異常は、眼底検査や光干渉断層計(OCT)で確認します。病気や出血で視機能に影響が出る場合は、「硝子体手術」により濁った硝子体を取り除き、生理食塩水やガス、シリコンオイルなどで置き換えることがあります。
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