テレビとの距離
多くの方が、テレビは離れて見せたほうが目に良いと思ってます。
しかし、それにはある条件があります。
離れて見た方が良いのは、視力低下が始まる前の、視力が良い方の場合です。
視力の良い方であれば、遠くを見るときの目の使い方が良いため、距離を取ることで近視を予防する事が出来ます。
ですが、近視が進行している方には、必ずしも当てはまらないのです。
適切なテレビの距離ですが、リラックスしてピントの合わせられる一番遠い距離が、目の負担を軽減できる距離と言えます。
リラックスしてピントの合わせられる所って?という方は、以下のような実験をしてみてください。
- 壁に紙を貼り、その紙に書かれた文字がふつうに読める位置に立ちます。
- その位置から、少しずつ後ろへ下がっていきます。
- ピントが合わなくなり始める距離を測ります。
初めのうちはピントを合わせようと動いていた目の筋肉が、ある距離を境に動かなくなるのが分かると思います。
この時、ピントが合わせられるギリギリの距離が、目の負担を軽くできる距離であり、各々にあった「遠く」なのです。
また、各々にあった「遠く」を「最大明視距離(めいしきょり)」といいます。
正確な測り方は、視力回復辞典のテレビで測れる?!あなたの目に最適な距離をご参照ください。