DHA(ドコサヘキサエン酸)とは
DHA(ドコサヘキサエン酸)は、オメガ3系脂肪酸の一種で、特に脳や網膜(目の奥にある光を感じる部分)に多く含まれる重要な栄養素です。
体内ではほとんど合成されないため、食事からの摂取が必要です。
主に青魚(サバ、イワシ、マグロなど)や、DHAを強化した食品・サプリメントから摂取できます。
目の健康との関係
DHAは、網膜の視細胞膜の主要な構成成分であり、視覚情報の伝達や光の感知に重要な役割を果たしています。
研究によれば、DHAの十分な摂取は、以下のような目の健康維持に寄与する可能性があります。
- 加齢黄斑変性症(AMD)のリスク低減:魚を定期的に摂取することで、AMDの発症リスクが低下する可能性があります。
- ドライアイの改善:DHAの抗炎症作用により、涙の質や量が改善される可能性があります。
- 網膜の機能維持:視力の維持に貢献する重要な栄養素です。
摂取方法と注意点
DHAは、サバ、イワシ、アジ、サンマ、マグロなどの青魚に多く含まれています。
特に焼き魚や煮魚、缶詰(サバ缶・イワシ缶)などは手軽に調理でき、家庭の食卓にも取り入れやすい方法です。
たとえば、
- サバの味噌煮や塩焼き
- イワシの梅煮
- サンマの塩焼きに大根おろし添え
といったメニューは、DHAを美味しく摂る和食の定番としておすすめです。
また、DHA入りの卵や牛乳、チーズといった機能性食品や、魚が苦手な方でも摂取しやすいサプリメントも市販されています。
成人では1日あたり250~500mg程度の摂取が推奨されていますが、
サプリメントでの過剰摂取には注意が必要です。
特に抗凝固薬を服用している方は、出血傾向が高まるおそれがあるため、医師に相談したうえで摂取してください。

まとめ
DHAは、目の健康を維持するために欠かせない栄養素のひとつです。
特に網膜機能の維持やドライアイの改善など、視力に関わる面での役割が注目されています。
毎日の食事に青魚を取り入れたり、必要に応じてサプリメントを活用したりすることで、無理なくDHAを摂取することができます。
ただし、体調や服薬状況に応じた摂取が必要な場合もありますので、不安がある場合は専門医にご相談ください。
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