
学校検眼のしくみとは?

春の学校検眼の結果はいかがでしたか?
検眼通知書の評価は、370方式と呼ばれる現在の方式では、A、B、C、Dの4つに分かれています。
「AやBと言われても、一体どのくらいの視力なの?」
このように思われる方もいらっしゃると思います。
このA~Dの評価は、以下のように分けられています。
判定 視力
A → 1.0以上
B → 0.7~0.9
C → 0.3~0.6
D → 0.2以下
お子さまの検眼結果は、このうちどの評価だったでしょうか?
合格ラインって一体どこ…??

ここで、ひとつお伺いします。
A、B、C、Dという評価に、どのようなイメージを抱きますか?
今まで、多くの方に同じ質問をしたところ、A、Bが合格で、C、Dが不合格
このようなイメージを抱かれる方が、多くいらっしゃいました。
成績などの評価の場合は、確かにそうですし、A、B、C、Dと4つに分けられると、「A、B」「C、D」と、無意識に2つのグループに分けてしまいやすいのです。
しかし、視力の場合は、その線引きは間違っています!
Bというと「それなりに良い」というイメージを抱き、ついつい「まだ安心」という風に思ってはいませんか?
実は、視力の場合、B評価は赤信号!です。
分け方としては、「A」「B・C・D」というのが、正しい分け方です。
ですから、B評価を受けた段階で「ほっておく」ということだけはしないで頂きたいのです。
眼科へ行けば解決??

それでは、B判定の場合の対処法ですが、眼科へ行けば、それで解決するのでしょうか?
残念ながら、なかなかそうはいかないのが現状です。
それは、一体なぜでしょう。
B判定の段階で眼科へ診療に行った際に、このように言われた方はいらっしゃると思います。
「とりあえず、まだメガネをかけるほどではないですから、様子を見ましょう。」
しかし、この
「様子を見る」
というのは、「何もしない」のと同じことです。
現在、近視になっている原因がある以上、
・それを突き止めたり
・生活環境を見直したり
・近視になりにくい目の使い方の指導を受けたり
と、やらなければいけないことは、いろいろあるはずです。
そのような対処をせずに『様子を見る』ということは、さらに視力が悪くなるのを待っていることに過ぎません。
そしていずれは、
「そろそろ、メガネをかけた方が良いですね。」
という結果に、なってしまいやすいのです。
また、例の目薬(ミドリンやサンドール)を処方されることもあると思いますが、その目薬につきましては、バックナンバーその目薬ちょっと待った!をご参照ください。
『様子見』の危険性!!

例えば、このような経験はありませんか。
虫歯になったばかりの頃、
「まだこの程度の痛みなら、我慢しよう。」
と、そう思ったこと…
そして、更に時間が経過し、
「少し痛みがひどくなってきたけど、もうちょっと様子を見よう。」
と思い、治療に行かずにいたこと…
そして、痛みがかなりひどくなってきてから、
「もっとはやく行っておけば…」
と、後悔しながら歯医者へ行ったこと…
多くの方が、同じような経験をお持ちだと思いますが、いかがでしょうか。
歯と同じで、目もほっておくと、のちのち後悔することになってしまいかねません。
判定がAからBに下がっているという事実は、視力の悪くなる生活を送っていることのサインです。
そのサインを見逃さずに、なんらかの対策をしなければ、視力の低下を止めることはできません。
『様子見』をしていて、気がついたら、C~D判定になってしまい、「あの様子を見ているうちに、何か行動しておけば…」と、後々後悔する方が、たくさんいらっしゃいます。
対策は早めが一番!

現状の、年に1~2回の学校検眼では、「お子さまの視力低下の早期発見には、追いついていけていない」という現実があります。
なぜなら、生活環境が大きく変わったために、視力の低下する時期と、落ちるスピードの両方が早くなってきているからです。
決して、B判定で安心せず、A判定でも油断をしないような、そんな心がけが必要な時代です。
お子さまの近視を進行させないためには、とにかく「早期対策」を。
そして、一時的な回復に終わらせるのではなく、良い視力を維持していくことが大切です。
眼育(めいく)は、視力回復させると同時に、正しい【目の使い方】が自然に身につくように設計されています。
お子さまの視力低下に不安を感じたら、無料の近視お悩み相談へ、お気軽にお問い合わせ下さい。
そして、今すぐ視力を回復させ、かつ正しい【目の使い方】をマスターしたい方は、子供が自宅でできる、視力回復や近視予防の為のトレーニングツール ホームワックがあります。
学校検眼では、C評価やD評価を受けたときは、多くの方が危機感を持ちます。
ですが、どちらかというと危機感の薄いB評価の時が、もっとも危険をはらんでいます。
「B=合格圏」という印象に、ごまかされないでください。
後々後悔しないためにも、B評価のときこそ、行動すべき時です!!
「早期発見/早期対処」の機会を逃さないために…
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