
『めのび』おさらい編

さて前回メルマガでは、ストレスを軽減して目をのびのびさせるリラックス法『めのび』をご紹介しました。
楽しくできて、リフレッシュタイムを持つのにも役立てていただける『めのび』を、ぜひご家族の習慣にしていただければと思います。
今回は、前回の続編として“めのび上級編”をお送りします。
“めのび上級編”は、基本の『めのび』に慣れ、手順を追わなくても自然にできるようになった頃に取り入れていただくのがおすすめです。
“めのび上級編”――
題して、「カラー目呼吸(めこきゅう)」。
まずは、基本の『めのび』をおさらいしてから、ご紹介していきましょう。
『めのび』おさらい
◆まずは“目呼吸”(めこきゅう)…
足を肩幅くらいに開いて立つか、椅子に腰掛けて、背筋を伸ばします。
または、正座をしても良いです。
イメージしやすいようになるべく目を閉じ、鼻からゆっくりと息を吸います。
⇒5秒くらいかけてゆっくりと吸いましょうこのとき、鼻と同時に目からも空気が入っていくことをイメージしましょう。
目と鼻を通った空気がお腹に入って、ふくらむように意識します。
お腹に手を当てて行うとよいでしょう。
空気をお腹の中で軽く一周させるようイメージします。
次に、お腹をへこませるように意識しながら、10秒くらいかけ、鼻と口からゆっくり息を吐きます。このとき、鼻・口と同時に目からも空気が出ていくことをイメージしましょう。
お腹がへこむまで、息を吐き切ります。
◆次に、“ゆらゆら金魚運動”をします。
足を肩幅くらいに開いて立つか、椅子に腰掛けて、背筋を伸ばしてください。
または、正座をしながら、つま先を立てた姿勢をとっても良いです
背骨がやわらかくしなやかになって、水中で泳ぐ金魚のようにゆらゆら揺れる感じをイメージしながら、身体を左右にゆったりと揺すります。
尾てい骨(背骨の一番下の位置にある骨。尻尾が退化したものとも言われるので、”尻尾 “と意識するといいかもしれません)を起点に、背骨をゆっくり左右に揺らします。
特に首と肩がやわらかくゆるんで動く様子を思い描いてください。
◆最後に、『目呼吸』(めこきゅう)をもういちど、1分間繰り返します。
より詳しいやり方や、イメージの仕方のコツは、目をのびのびさせよう! Let’s めのび!
「カラー目呼吸」って?

では、いよいよ「カラー目呼吸(めこきゅう)」です。
上級編とはいっても、あまり難しく考えないでくださいね。
やり方は『めのび』の”目呼吸”に、以下をプラスするだけです。
目呼吸しながら、さらに『吸い込む空気に色がついていて、その空気が体内をめぐる様子を想像する』(空気の”色”って、何色?…と思われるかもしれませんが、何色でもOK。自由にイメージしてください。詳しい説明は次の章で)
色のついた空気が体の中をめぐり、最後に目のまわりに集まってきて、体と目に元気を与えてくれた…と想像しながら、ゆっくりと息を吐き出す。
前回、“良いイメージを持つことで、身体の状態をより良く保つことができる”という【イメージの力】について、お話しました。
「カラー目呼吸」も、そんなイメージの力を応用した方法です。
色は人間の体に対し、生理的な影響力を持っています。
これを利用することで、緊張や不安感を自然に和らげることができるのです。
”色を吸い込む”?! 呼吸法

「カラー目呼吸(めこきゅう)」
具体的には「吸い込む空気に色がついていて、その空気が体内をめぐる様子を想像する」という方法です。
色そのものが持っている、からだへの生理的な影響力を応用したもので、緊張や不安感が自然にやわらぎます。
イメージする色を見る
リラックス効果を得るのにおすすめの色として、空の青さ、海の青さ、新緑の緑などがあります。
自然の色彩の中から気持ちのいい色を選んでイメージしてみる、という方法が、ヒーリング効果を高めてくれます。
その他、もちろん自分の好きな色でもOKです。
たとえば、花であれば、黄色や赤・ピンクなど様々な色があります。
イメージしたい色のある自然の風景を頭の中で思い出したり、写真やポスターでイメージしたり、あるいは身近な小物などを用意して見つめたり、実際に自然の風景を眺めたりして、色のイメージをインプットします。
これはイメージしやすくするためのものなので、その色を簡単に思い浮かべられるようになったら、省略してもかまいません。
くつろいでいる自分をイメージ
目を閉じて色を思い浮かべます。
次に、楽しいことをしているときの自分など、とてもリラックスしている自分の姿を想像します。
思い浮かべるシーンを決めて、本当に気分が良くなり、全身がリラックスしてくるくらいはっきりとイメージできると良いでしょう。
色のついた空気を吸い込む
リラックスした状態の自分を感じながら、最初にイメージした色が空気についていると想像して、鼻からゆっくりと吸い込みます。
⇒5秒くらいかけてゆっくりと吸いましょう
このとき、鼻と同時に目からも空気が入っていくことをイメージしてください。
目と鼻を通った空気がお腹に入って、ふくらむように意識します。
お腹に手を当てて行うとよいでしょう。
色のついた空気をお腹の中で軽く一周させます。(そうイメージしてみましょう)
息をゆっくり全部吐き出す
次に、お腹をへこませるように意識しながら、鼻と口からゆっくり息を吐きます。
⇒10秒くらいかけてゆっくりと吐きましょう
このとき、鼻と口と同時に、目からも色のついた空気が出ていくことをイメージしてください。
色のついた空気がからだの中をめぐり、元気を与えてくれたと想像しながら、お腹がへこむまで、ゆっくりと息を吐き切ります。
イメージ力がα波を呼ぶ!

「カラー目呼吸(めこきゅう)」がうまくいくようになると、脳の働きが自然と”リラックス効果”を引き出せるように変わってきます。
「α(アルファ)波」という名前を聞いたことがあるでしょうか。
これは脳波のひとつで、心をしずめて平静にしてくれる働きがあります。
“リラックス波”とも呼ばれますが、「カラーイメージ呼吸法」で心身をほぐすことで、脳波がα波へと導かれていくわけです。
イメージするということは、特に子どもにとっては、最初は難しく感じるかもしれません。
でも本来、イメージ力の喚起は子どもの得意分野だといわれています。
慣れるまでは、お父さん・お母さんが、
「きれいな色のついた空気が鼻と目から入っていくよ」
「今度はお腹に入って、お腹の中をきれいな色の空気が満たしていくよ」
「きれいな色の空気がからだ中にまわったから、元気になったね」
などのように、お子さんに声をかけながら一緒に行うと、無理なく行うことができます。
また「カラー目呼吸」は、『めのび』の中の「目呼吸」の上級編ですから、『めのび』プログラムにプラスしてみてくださいね。
『めのび』がさらに気持ち良くできて、目がのびのび・イキイキする感覚を味わっていただけると思います。
まとめ

どこでも手軽に目をリラックスさせる『めのび』の効果をさらにアップさせるには…
「カラー目呼吸」を、ぜひ取り入れてみてください。
疲れた目の秘密兵器!
お子さまだけでなく、たまにはお父さん・お母さんも、目とからだに良いことを取り入れてみませんか?
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