屈折性近視
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屈折性近視（くっせつせいきんし）
屈折性近視（くっせつせいきんし）とは、角膜や水晶体の光を曲げる力（屈折力）が強すぎるために、網膜より手前で焦点が結ばれてしまう近視のタイプです。
眼球の奥行き（眼軸）が正常な長さでも、屈折力が強いことで近くは見えるのに遠くがぼやけて見えます。
どうして近視になるの？
このタイプの近視は、角膜が丸く屈折力が強かったり、水晶体が厚くなることで起こります。さらに、長時間スマホや読書などで近くを見続けると、ピントを合わせる筋肉＝毛様体筋が緊張し、水晶体が厚いまま固定されやすくなります。その結果、遠くにピントを合わせにくくなり、近視のように見えづらくなることがあります。
軸性近視との違い
軸性近視は眼軸が伸びることで起こり、目の形そのものが変化してしまうため元には戻せません。一方、屈折性近視であれば、目の休憩や明るさ・姿勢などの適切な日常生活の改善により「仮性近視」の状態から視力が回復する可能性もあります。
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