オンライン診療(眼科)
オンライン診療(眼科)とは、スマホやパソコンなどの通信機器を使って、自宅など離れた場所から眼科医による診察・問診・処方箋発行を受けられる診療形態です。
背景と法整備:
日本では2015年に厚生労働省がオンライン診療を推奨し、2018年には診療ガイドラインが整備されました。
医療機関は、対面診療と適切に組み合わせて行うことが基本とされており、かかりつけの医師による再診が対象となります
眼科領域での適用:
- ドライアイ、アレルギー性結膜炎、まぶたの腫れなど、症状の安定した慢性疾患への適用が中心です。
- 視力検査や眼底検査など、対面での精密検査が必要な場合は来院が必要です 。
メリット・デメリット:
眼科のオンライン診療には、いくつかの利点と注意点があります。
まず、自宅から受診できるため通院や待ち時間の負担が少なく、処方箋や薬も自宅や薬局に届くなど、忙しい方や感染症が気になる時期には大きなメリットがあります。
一方で、オンラインでは触診や視力・眼底のような精密な検査ができないため、必要に応じて来院が求められることもあります。また、通信環境に左右されるため、接続トラブルや機器操作に不安のある方は注意が必要です。
注意点:
- 原則は再診患者が対象です。まずは一度対面で診察を受けましょう。初診オンラインは一部クリニックでのみ可能です。
- 視力検査や眼底検査など、精密な検査が必要なときは来院が必要です。
- 問診や相談後に「来院したほうが良い」と医師が判断すれば、オンラインから対面に切り替えられます 。
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