目の休憩 ― ハーフタイム
ハーフタイムとは?
「ハーフタイム」とは、長時間近くを見続けて疲れた目を休ませるために、一時的に遠くを見ることで、ピント調節に関わる筋肉(毛様体筋)をゆるめる目のリセット方法です。スマホやパソコン作業、読書の合間に取り入れることで、視力の低下を防ぐ効果が期待されます。
効果的なハーフタイムのコツ
【コツ1】こまめに行う
ハーフタイムはこまめに行うことが大切です。たとえば、
- 5分間近くを見たら5秒
- 10分作業したら10秒
このように短くてもこまめに目のピントを外すことで、緊張状態にある目の筋肉をほぐしやすくなります。長時間の作業後にまとめて休むより、「ちょこちょこ休む」ことが目にやさしい習慣です。
【コツ2】ピントの合う「一番遠い距離」を見る
よく「遠くの緑を見ると良い」と言われますが、視力が低下している人にとっては、遠すぎてピントが合わないことがあります。ピントが合わない距離では毛様体筋が働かないため、目のリラックスにつながりません。
そこでおすすめなのが、自分がピントを合わせられる範囲で一番遠い距離を選ぶこと。たとえば、部屋の奥の壁や廊下の先、窓の外の建物などが適しています。
目だけを動かすのではなく、体ごと向けて自然な姿勢で見るのが理想です。過度に目を凝らしたり、無理に見ようとする必要はありません。まばたきをしながら、リラックスした気持ちで見ることを意識してください。
どのくらいの時間やればいい?
1回あたり数秒〜1分程度で十分です。作業の合間や疲れを感じたときに取り入れてみましょう。
おすすめのタイミング
- スマホやゲーム、読書を続けたとき
- 長時間パソコンに向かっているとき
- 子どもが集中して学習しているとき
まとめ
ハーフタイムは、日常の中で目をいたわるためのシンプルで効果的な方法です。遠すぎず、ピントの合う距離をこまめに見ることで、目の負担をやわらげ、視力低下の予防にもつながります。無理なく続けられる「目の習慣」として、ぜひ取り入れてみてください。
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