遠点
遠点は、目のピント合わせ(調節)をほとんど使わずに、はっきり見えるいちばん遠い場所のことです。その人の屈折状態(近視・遠視・正視)によって、遠点がどこにあるかは変わります。
遠点とは?
ものを見るとき、目の中の水晶体は厚みを変えてピントを合わせています。何も意識せず、できるだけ力を抜いた状態でピントが合う「最も遠い位置」を光学的に表したものが遠点です。正視(近視や遠視がほとんどない状態)の場合、理論的には無限遠にあるとされ、実際の検査ではおおよそ5m以上離れた距離を「遠く」とみなして測定することが多いです。
遠点は「力を抜いたときにピントが合ういちばん遠く」を表すのに対し、近点(調節近点)は「調節を最大限働かせたときに、どこまで近くにピントが寄せられるか」を示す指標です。この二つで、その人の「はっきり見える範囲のおおまかな両端」をイメージすることができます。

屈折状態との関係
遠点の位置は、その人の屈折状態によって変わります。近視の目では、ピントが手前側で合いやすいため、遠点は目の比較的近く(例えば50cmや1m先など)にあります。この距離までは裸眼でもはっきり見えますが、それより遠くはぼやけて見える、というイメージです。
反対に、遠視の目ではピントの合う位置が奥側にずれているため、「調節をまったく使わない状態での遠点」は目の外側のさらに遠く(仮想的な位置)になり、現実の空間には現れません。このため、遠くを見るときでもある程度の調節が必要になり、状態によっては疲れやすさやぼやけを感じることがあります。
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