緑色は目に良い色?
- 2015.06.05
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西日本では、とうとう梅雨入りしましたね。
視力ランド(眼育総研)のある横浜でも、梅雨入りを前に先日雨が降り、街路樹などの緑が生き生きとしています。
緑色は目に良い、と聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。
確かに、緑の多い自然の中を散策したり、無機質な空間に観葉植物があったりすると、ホッとした気持ちになります。
なぜ、緑色が目に良いと言われるのでしょうか。
人の目で見ることのできる可視光線は、波長が380nm~780nm(ナノメートル)の範囲の光です。
波長の長い赤から波長の短い紫までありますが、人が知覚しやすいとされる波長は555nm。
緑色の波長は495-570nmで、ちょうど人が知覚しやすいのが緑色の付近です。
知覚しやすい・見やすいということから、目に優しい色と言われるようです。
好きな色ランキングで、白に次いで、緑が多くあげられるのも納得できる気がします。
ちなみに、目の休憩をする時は、遠くの緑を見るのも良いのですが、近視の方にはハーフタイムの方法がおすすめです。