プールの後の洗眼
- 2015.08.13
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こんにちは。眼育サポーターの太田です。
夏といえば、プール季節。
ご家族や友人とプールに遊びに行くという方も多いのではないでしょうか?
プールと言えば、昔から、プールサイドの一角にはU型の水道があり、プールから出るとまずそこで目を洗うように、と言われたものですよね。
「目に入った塩素は、水できれ~いに洗い流しなさい」というのが一般常識でしたが、実は「プールのあとの洗眼はいけない」というのが昨今の新しい常識です。
慶応大学眼科などの研究チームによると、プール後の洗眼は、角膜表面にある油分を含むバリア機能を洗い流してしまうため、目に良くないことがわかっています。
それらの研究結果は、米国の眼科学専門誌にも発表されています。
プール内の塩素から目を守るには、洗眼ではなく、ゴーグルの着用が効果的です。
近視の方の場合、度のついたゴーグルもあるのをご存じですか?
我が家の次男が近視なのですが、中学生になり水泳の授業が増えるのをきっかけに、度つきのゴーグルに買い替えました。
初めて使った日「プールの底が見えた!」と感激しながら帰ってきました。
安全面を考えても、度つきにして良かったと思いました。
スーパーの水泳用品売り場などにも置かれて、気軽に手に入ります。
プールの後の洗眼や、度つきゴーグルの選び方については、目について知ろう:水泳 の項目でもご紹介していますので、参考にしてみてください。