ミドリンM点眼液
- 目の用語辞典
- 2017.05.16
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副交感神経への刺激を抑えることで、瞳孔を大きく開かせる作用のある目薬です。
眼底検査を行う際に、瞳孔を開くための検査用目薬として使われています。
目の緊張状態がゆるむため、仮性近視に対しても処方されています。
近視は、近くを長時間見ることで、毛様体筋に縮み癖がつき、柔軟に動かせなくなることから始まります。
ミドリンを点眼することで、毛様体筋を強制的にゆるませ、ピントを合わせやすくする目的で処方されています。
ミドリンを点眼すると強制的に瞳が開くので、まぶしく、物がかすんで見えます。
回復するまで5~6時間かかるため、その間、車の運転や、子供の場合外遊びなども控えます。