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水泳(スイミング)

  • 2015.04.21
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以前は当たり前に行われていた水泳後の洗眼は、かえって目にダメージを与える恐れがあります。

水道水の消毒に使われている塩素が、角膜を傷つけ目に悪影響を及ぼすことを、石岡みさき医師(両国眼科)、慶応大学眼科などの研究チームが実験で明らかにし、米国の眼科学専門誌に発表しました。

水道水に含まれる塩素によって、角膜の上皮細胞が傷ついたり、目の表面を保護する成分が減少してバリア機能が弱り、健康な目の人でも、一時的にドライアイになってしまう可能性があります。

プールでは、泳いだ後に目を洗うのではなく、ゴーグルをする方望ましいです。

ただし、水泳用のゴーグルをきつく装着しすぎると、目に物理的な圧迫感がでるため、注意しましょう。

ゴーグルは適度なきつさで装着し、泳ぐとき以外は外すようにされた方が良いです。

目を洗浄する場合は、涙と同じ成分の防腐剤を含まず安全な、一回毎に使い切るタイプの点眼薬を使用するのがお勧めです。

なお、普段メガネコンタクトレンズを外すと周りが見えなくなってしまうという方は、度のついたゴーグルをつかうのもおすすめです。

水に凸レンズの効果があるので、メガネより弱い度数を選んだ方が良いです。
プールに限って使用するので、水泳時に支障を感じない程度に見えれば十分です。

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