目薬の種類くと
あれって何なんですか?
実は今回の公開Q&Aは、まさにその『目薬』を、取り上げようと思っていたんですよ。
眼育トレーニングの創始者で目の健康のエキスパート
30代のワーキングマザー
息子のケンタの視力を、何とか回復させたいと思っている
9歳。学校の健康診断で視力が落ちていたことが発覚
眼科で検査をして、近視が進行しているとわかったときに、処方される目薬には、『ミドリン』や『サンドール』などがあります。
ミドリンは本来、眼底を検査するときに用いられる薬です。
眼底とは、眼の奥の網膜などの部分のことですね。
ミドリンを使うと、瞳孔を開き、目の検査をしやすくなります。
筋肉麻痺剤の一種です。
これを、仮性近視の疑いがある時に、眼科で処方します。
毛様体筋を麻痺させて緩ませる効果を狙います。
ここでもう一度、近視のメカニズムをおさらいしておきましょうか。
私たちの目の筋肉(毛様体筋)は、近くを見るときに緊張し、遠くを見るときに弛緩します。
見るものの距離によって、緊張 ⇔ 弛緩を繰り返しています。
しかし、携帯型ゲームやスマホなどを見続けていると、視線が長時間、近くで固定されますね。
その間、毛様体筋は緊張しっぱなし、という状態です。
そのような生活を続けていると、筋肉が緊張したまま、凝り固まってしまいます。
目の筋肉(毛様体筋)が凝り固まった状態、これが近視の始まりです。

遠くのものにピントが合わせやすくなる、というわけね。
公開Q&A:『目薬とのつきあいかた』
学校検眼のあと、眼科を受診して、ミドリンを処方されています。
眼科医には、1ヶ月間目薬を使って、様子を見ましょうと言われました。
なにか視力回復トレーニングを始めたいと思っているのですが、1ヶ月後まで待たないといけないのでしょうか?
1ヶ月待たず、すぐに始めても良いでしょう。
ただし、併用により、その間の視力回復のトレーニング効果は低くなる可能性があります。
ミドリンを使いながらトレーニングしたら、さらに効果が出るかと思ったのに。
これは、自分の能力とは関係がありません。
薬の効き目が無くなれば、効果は終わりです。
それに対して、視力回復トレーニングとは、自力で目の正しい使い方を身に付ける方法です。
身についた分は、失われません。
そこのところが正反対なのです。
せっかく目の筋肉を自力でコントロールしようとしても、ミドリンで麻痺させてしまっては、コントロールがしにくくなってしまいます。
だから、併用しても害はないけど、効果は低くなる可能性があるってことなのね。
目薬を使う意味とは?
『麻痺』ってことは、本来ある機能を働かせないようにするってことですものね。
『ミドリン』や『サンドール』を使うと、目の筋肉は収縮することができなくなり、それによって、緩ませる効果を狙います。
でも、ここで問題なのは、その時の緩ませる効果は、自力でやっているわけではないということです。
薬を使って、例えそれが効果があったとしても、それに頼る方法を選んでしまうとそれなしではその機能が発揮できなくなってしまいやすいということです。
目薬による作用は、あくまでも一時的なものにすぎません。
薬が切れれば、効果が失われます。
また、もう一つの問題として、ミドリンには、目の充血や痛みなどの副作用があります。
子供によっては、しみたり痛かったり、充血したりなどの症状が出る場合があります。
でも考えてみたら、長期的に、子供に薬を使い続けるのは、イヤですよね。
副作用も心配だし、薬というものは、使い続けるごとに効果が薄れてきますからね。
それ以上使い続けることは止めたほうが良いです。
薬に頼らずに、『本来、自分が持っている機能を引き出すホームワック』
こそが、本質的な問題解決になると思いますよ。
今回は目薬について 詳しく知ることができたわ。
ママ友たちと話しているときも、目薬って話題にのぼることが多いのよ。
今度、教えてあげようっと。
では、最後に、前回の不同視の回に対して寄せられたご感想を発表させていただきます~。
ウチの子は小学校6年生の女子ですが、4年生ぐらいから目が悪くなってしまいました。
現在両目とも0.2ぐらいです。
普段はゲームやテレビ、それにスマホでYouTubeを長時間見てしまいがちです。
親としては本当に悩みの種です。
こんな子どもに対して、遠くを見るように、また近くのものばかりを長時間見ることをやめさせる、何かよい方法はないものでしょうか?(北海道のクロコさんから)
これじゃあ、近視じゃない人を探すほうが難しいぐらいですな。
クロコさんじゃないけど、親の悩みは尽きません。
1日20分間程度、ホームワックを通してテレビを見ること。
これだけで、薬に頼ることなく、自力でピント調節筋をコントロールする能力を復活させることを目指します。
テレビを見ながら視力回復って、最高じゃん。
まさしく、横着なケンタ向きかも~。
まとめ
◆◇目薬って必要!?◇◆
眼科で、近視に対して処方されることがある目薬には、『ミドリン』『サンドール』がある。
『ミドリン』『サンドール』
筋肉を麻痺させ、毛様体筋を収縮できなくさせる目的
⇒本来は、眼底検査のために、瞳孔を開きっぱなしにするための検査薬。
あくまでも一時的な対処療法で、目がしみる、痛い、まぶしいなどの副作用もあるため、長期的な使用は勧められない。
使う場合は、2週間程度で結果を見ると良い。
トレーニングとの併用については、害はないが、トレーニング効果が得られにくくなる可能性がある。
→目薬は筋肉を麻痺させるため、自力でのピント調節筋のコントロール力を下げてしまう場合あり。
近視対策としては、本来自分が持っている能力を引き出すトレーニングのほうが、本質的な問題解決になる。
テレビやゲームが大好きな世代には、テレビを見ながら、努力感なくピント調節筋のコントロール力をつけることが目的の
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