第106回眼 近視に目薬って必要!?
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2013.12.10
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目薬を使う意味とは?
【ママ】
「ねえ、そう考えると、眼科で処方される目薬って意味あるのかなっ、て思っちゃいますけど?
『麻痺』ってことは、本来ある機能を働かせないようにするってことですものね。」
【博士】
「そこが問題なんですね。
『ミドリン』や『サンドール』を使うと、目の筋肉は収縮することができなくなり、それによって、緩ませる効果を狙います。
でも、ここで問題なのは、その時の緩ませる効果は、自力でやっているわけではないということです。
薬を使って、例えそれが効果があったとしても、それに頼る方法を選んでしまうとそれなしではその機能が発揮できなくなってしまいやすいということです。」
【ママ】
「つまり、近視が治ったわけではないってことね。」
【博士】
「そういうことですね。
目薬による作用は、あくまでも一時的なものにすぎません。
薬が切れれば、効果が失われます。
また、もう一つの問題として、ミドリンには、目の充血や痛みなどの副作用があります。
子供によっては、しみたり痛かったり、充血したりなどの症状が出る場合があります。」
【ママ】
「そうなんだー。視力のトレーニングって、本人がヤル気がないと続かないから、目薬で効果があるならラクかなっ、て思ったんだけど…
でも考えてみたら、長期的に、子供に薬を使い続けるのは、イヤですよね。」
【博士】
「ミドリン系の目薬を使うのは、根本的な対策にはならないことを、知っておくと良いでしょう。
副作用も心配だし、薬というものは、使い続けるごとに効果が薄れてきますからね。」
【ママ】
「それじゃぁ、眼科にミドリンを処方された場合は、どうしたらいいですか?」
【博士】
「ミドリン系の目薬を処方された場合、2週間使って、効果が出ているかどうかを確認すると良いでしょう。
それ以上使い続けることは止めたほうが良いです。
薬に頼らずに、『本来、自分が持っている機能を引き出す眼育トレーニング』
こそが、本質的な問題解決になると思いますよ。」
【ママ】
「そっか~。
今回は目薬について 詳しく知ることができたわ。
ママ友たちと話しているときも、目薬って話題にのぼることが多いのよ。
今度、教えてあげようっと。
では、最後に、前回の不同視の回に対して寄せられたご感想を発表させていただきます~。
ウチの子は小学校6年生の女子ですが、4年生ぐらいから目が悪くなってしまいました。
現在両目とも0.2ぐらいです。
普段はDSやテレビ、それにスマホでYouTubeを長時間見てしまいがちです。
親としては本当に悩みの種です。
こんな子どもに対して、遠くを見るように、また近くのものばかりを長時間見ることをやめさせる、何かよい方法はないものでしょうか?(北海道のクロコさんから)
【博士】
「ゲームやテレビに加えて、最近はYouTubeとやらも人気なようで。
これじゃあ、近視じゃない人を探すほうが難しいぐらいですな。」
【ママ】
「ホント。テレビもパソコンもゲームも…ディスプレイだらけですしね。
クロコさんじゃないけど、親の悩みは尽きません。」
【博士】
「そのような世相を考慮して、テレビを逆手に使ってトレーニングに利用することを実現したのが、ホームワックです。」
【ママ】
「ホームワックは、それを覗いてテレビを見ているだけで、本人には全く努力感なく、ピント調節筋の『収縮』⇒『弛緩』の運動を連続的に作り出してるんでしたよね?」
【博士】
「その通り。
1日20分間程度、ホームワックを通してテレビを見ること。
これだけで、薬に頼ることなく、自力でピント調節筋をコントロールする能力を復活させることを目指します。」
【ママ】
「ホームワックかー。
テレビを見ながら視力回復って、最高じゃん。
まさしく、横着なケンタ向きかも~。」