第23回眼 『視力偏差値』ってなんだ?!
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2006.03.25
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注目!昭和のA君と平成のX君の比較
ここに、昭和24年の小学生A君、中学生B君、高校生C君と、平成18年の小学生X君、中学生Y君、高校生Z君に集まってもらいました。
実際のA君、B君、C君は、60代か70代のおじいちゃん…ということには目をつぶり(笑)、時空を超えて全員が小学生~高校生とします。
それぞれの時代の小中高生は、同じ【偏差値】を持つ同士。
つまり全体の中での能力の位置づけは、同じランクになります。
A君とX君は「42」、B君とY君は「44」、C君とZ君は「45」です。
その条件で視力の絶対値を比べてみましょう。
A君1.0 ――― X君0.7(小)
B君1.0 ――― Y君0.6(中)
C君1.0 ――― Z君0.6(高)
【昭和24年組】【平成18年組】
ここから、つぎのようなことが結論づけられます。
60年を経て全体的な視力の水準が下がった
具体的に、どのくらい下がったか?
昔の「視力1.0」は、今の「視力0.7」(小学生)「視力0.6」(中高生)に相当するということが、データ上明らかになったわけです。
視力っていくつが基準なの…
昔と今とでは、「視力の基準は変えて考えなければいけない」
視力1.0という数値は、現在では、下記のような基準に置き換えて考える必要があります。
小学生 視力0.7
中学生 視力0.6
高校生 視力0.6
全体の視力の水準が大幅に下がってきている以上、「視力1.0以上は欲しい」という水準は、変えて考える必要があります。
視力回復に対して取り組む際は、このことを頭の中に入れておく必要があります。
まとめ
「視力1.0以上が正常」という感覚は、既に昔のものとして捉えなければならない
昔の「視力1.0」は、今の「視力0.7」(小学生)「視力0.6」(中高生)に該当する
今回、「偏差値」という概念から視力をとらえることにより、現実的な基準が数値の上から見えてきたわけですが、今の世の中、視力はどのくらいあれば標準的と言えるの…?
【視力偏差値】は、それを知るための、ひとつの指標だと認識していただければと思います。
さて、次回は、
小学生 0.7
中学生 0.6
高校生 0.6
…そのあとは?「視力を長期的に考える」というお話です。
現在の視力が、すでに0.7を切っている…『視力偏差値アップ』は可能?
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