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第46回眼 視力と健康と「明るさ」の「深~い!」関係

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はじめに

年の瀬

いよいよ年の瀬、先日は首都圏でも初霜が降り、冬もさらに深まりつつあります。

前回、ただでさえ寒くて外遊びが減り、家の中にいる時間が長くなるこの季節、クリスマスプレゼントのゲームソフトが輪をかけて子どもの近視が加速…

という話題をお送りしましたが――

ちょうど同じタイミングで、読売新聞の一面に気になる記事が載りました。
そのタイトルも、『園児の3割、視力「1.0未満」…外遊びしないから?』というもの。

「視力が1.0未満の幼稚園児が3割に迫ることが11日、文部科学省の学校保健統計調査でわかった。

視力の低下はテレビやゲーム機器、文部科学省は『外で遊ばず、家にいる時間が長いのが要因』と分析している。

調査は、今年4~6月に健康診断を受けた全国の幼稚園児と小中高校生から、約330万人のデータを抽出した。

それによると、視力が1.0未満の園児の割合は、前年度比2.7ポイント増の28.9%で、視力調査が始まった1979年度(16.5%)の2倍近くとなった。

子供の視力の低下傾向は続いており、小学生・中学生もともに過去最高。

今回の調査では、視力低下の低年齢化がさらに進行していることを裏付けている」(読売新聞記事より)

当メルマガでも、何度か近視の低年齢化については触れてきました。

年々、加速度的に進行する低年齢化は、とどまるところを知らない様相を呈している感があります。

今回は、そんな傾向を少しでも食い止めるのに必要な、あるポイントについて、考えてみたいと思います。

危ない!家の中で遊ぶ子どもの視力

冬至

幼稚園児の間で近視の傾向が高まっていることの原因として、『外で遊ばず、家にいる時間が長くなっている』というのは、十分にうなずける話です。

ゲームやビデオ・DVDなどの普及に加え、少子化や物騒な世の中…

などの要因が重なり、現代の子どもたちは昔に比べ、外遊びの割合がかなり少なくなっているのは確かでしょう。

さらに…
今、この季節は、そんな“家の中で遊ぶ子どもたち”の視力が、ひときわ危険にさらされやすいと言えます。

なぜなら…
1年でいちばん日の入りが早いと言われるのが、冬至の日(12月22日頃)。

ここを境にだんだん日が延び、ちょうど子どもたちの冬休みあたりが1年中でいちばん暗くなるのが早い
⇒1日のうちで暗い時間が長い期間にあたるわけです。

夕方4時を過ぎた頃にはすでに暗くなり始め、もうそんな時間??
と少々慌ててしまう…なんていうことが、この時期にはよくあるのではないでしょうか。

そんな時節柄、家の中で遊びに熱中している子どもたちも、気がついたら暗がりでゲームをしたりビデオを見たりしていた――などの状況が、とても生じやすいと言えます。

暗い所で距離の近い画面を見続ける、というのは、目にとってはまさに最悪の状態。

ただでさえ集中して凝視してしまいがちなのが子どもの特性ですが、暗い場所では、さらによく見ようと、目を凝らします。

それを続けるうちに…そう、近視が始まる危険性がいっぱい!なのです。

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