第51回眼 視力と『表情筋』って何か関係があるの…!?
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2008.05.25
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あらためて表情筋って何?
目の周りの筋肉は…「眼輪筋」(がんりんきん)
唇の周りの筋肉は…「口輪筋」(こうりんきん)
あまり知られていませんが、顔の筋肉は、実に30種類以上もあります。
それぞれ、まぶたを開閉したり、唇を動かしたり、などの働きをしています。
顔の筋肉は、顔の表情を作り出す筋肉なので、「表情筋」と呼ばれています。
とても種類の多い表情筋ですが、普段は、その40%しか使われていないそうです。
なんかもったいないですよね!
あっ!シワが!…
鏡の中の自分の顔を見て、「あっ!シワが!…」「やだっ!目の周りがたるんできた…」と、愕然としてしまう。
こんな恐ろしいコトも、表情筋の衰えが原因です。
表情筋だって筋肉なので、使わなければ衰えてしまうのです。
食べる時には、口の周りの筋肉を使って噛むのですが、あまり噛まないで飲み込むように食べてしまうと、胃に負担が掛かり、内臓の病気の原因にもなります。
指の運動が脳に刺激を与えることはよく知られていますが、噛むことは、それ以上だと言います。
また、良く芸能界で言われる「目ヂカラ」は、目の表情筋が働いているかどうかが、大きく影響します。
目のピント調整は、眼球の中の「毛様体筋」が調整しています。
近くにある筋肉は連動しやすいことが知られていますので、「眼輪筋」を意識して使うようにすると、毛様体筋にも良い刺激が加わることは、充分に考えられます。
以前のメルマガで、噛むことと視力の関係をお伝えしたことがありますが、このように、表情筋は、目の働きと密接した関係になっています。
お笑い芸人の「顔芸」
表情筋は、小さくて繊細なもの。
足の筋肉や、お腹の筋肉を鍛えるのとは、どうも勝手が違う。
鍛えることって出来るの?
疑問が湧くのが当然。
答えは…『出来ます!』
テレビで、モノマネ芸人が顔の表情を駆使して、人の顔真似をするのを観たことがありませんか?
また、お笑い芸人が、面白い表情で笑わせる「顔芸」も、その一種です。
そんなコトが出来る人は、特別な人、と思いがちですが、表情筋を鍛えれば、顔真似や面白い表情だって出来るようになります。
また、噛むことも、表情筋を鍛えることになります。
つまり、いつもよく噛んで食べている人ほど噛む力が強くなり、そのことが周辺の筋肉にも刺激を与え、ひいては視力にも影響することが言われています。
では、どうやって鍛えるの?