第82回眼 集中力が高いと近視になる!?
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2011.10.27
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目だってハーフタイムが欲しい!
【博士】
「それは、ハーフタイムという方法です。」
【ママ】
「サッカーみたいですね。」
【博士】
「まさにサッカーのハーフタイムのようなものです。
方法は、近くを見る作業が続くときに、一定の時間間隔ごとに強制的に距離の違うものを見ます。
効果を知るために、ちょっと実験してみましょうか。
携帯型ゲーム機があればいいのですが…」
【ママ】
「私のスマホではどうでしょうか?テトリスができるので。」
【博士】
「わかりました、それでいきましょう。
それでは、この部屋の天井の、角の部分を見てください。
天井と壁の間の線が、角に向かって3本交差しますよね。
その3本の線と角の1点は、はっきり見えますか?」
【ママ】
「このくらいの距離なら、はっきり見えます。」
【博士】
「現状の見え方を覚えておいてください。
それでは、スマホで、テトリスを1ゲームプレーしてください。
ケンタのように、集中してやってみてくださいね。」
テトリスを始めるママ。約10分が経過。
【ママ】
「終わりました~。ふぅ。久しぶりなんで、調子が出ないわ~」
【博士】
「それでは、すかざず、先ほど見た天井の角を見てください。」
【ママ】
「ええっと、あの角を見るんですね。…あれ、ぼやけてはっきり見えないな。」
【博士】
「それでは、そのまま、そこを見ながら、ピントが合ってくるまで、待ってみてください。」
10秒間ほど、部屋の天井の角を見つめるママ。
【ママ】
「あ!少しづつピントが合ってきました♪」
【博士】
「今の実験でわかるように、目を酷使した直後は、普段はピントが合わせられる位置でも、ぼやけて見えるようになることがあります。
そんなときは、慌てずに、そのままじっとその場所をリラックスしながら見つめていると、徐々にピントが合うようになってきます。」
【ママ】
「目がかなりリラックスできた気がします。
これは、実に簡単な方法ですね。
さっそく帰ったら、ケンタに教えます。」
【博士】
「コツは、自分が普段はピントを合わせられる範囲の中で、遠めの距離のものをターゲットにすることです。
ケンタ君と一緒に、先ほどのように実験しながら、どこをターゲットにするかを決めると良いですね。」
【ママ】
「何分間隔でやるのが、いいんですか?」
【博士】
「10分間隔程度が理想ですね。
10分近くの作業をしたら、たった10秒間で良いので、目のハーフタイムを入れることを習慣化しましょう。」
【ママ】
「ケンタは自分で気づかないから、私が10分計って、その都度教えないといけませんよね。ちょっと面倒かも…」
【博士】
「それには、スマホのタイマーやキッチンタイマーを使ってはいかがでしょう。
キッチンタイマーなら、100円ショップでも売られています。
10分間隔でブザーを鳴らすように設定すれば、ケンタ君も自分でできますよ。」
【ママ】
「そっか、それは便利!
買い物ついでに、ケンタ専用のタイマーを買って帰ることにします。」
【博士】
「ハーフタイムを効果的に身につけるための、ハーフタイムキットという商品もありますので、これも良かったら検討してみてくださいね。」
※現在は、ハーフタイムキットの販売は終了しております。
【ママ】
「スゴイですね。後で実物を見せてください。
それにしても、さっき久しぶりにテトリスをやったら、楽しかったわ。
私って若い頃、テトリスは仲間内で負け知らずだったのよね。
また最高得点を叩き出してやろうかしら。」
【博士】
「熱中しすぎて、自分が近視にならないようにね…」