第84回眼 猫背と近視に関係はあるのか?
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2012.01.10
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『アゴパンチ』で正しい距離を!
あなたは、気がつくと猫背になっていませんか?
日本人には、猫背の人が多いと言われています。
そして近視が多いことも知られています。
果たして、猫背と近視に関係はあるのでしょうか?
今回は、「猫背と近視」に関連する大切なお話を、眼育(めいく)博士がしてくれます。
どうぞ、お見逃しなく!
■登場人物■
【眼育(めいく)博士】
眼育トレーニングの創始者で目の健康のエキスパート
【ミドリママ】
30代のワーキングマザー
息子のケンタの視力を、何とか回復させたいと思っている
【ケンタ】
9歳。学校の健康診断で視力が落ちていたことが発覚
【眼育博士(以下博士)】
「そういえば、ママはやや猫背気味ですね。」
【ミドリママ(以下ママ)】
「そうなんですよぅ。直そうとは思うんですが、なかなか直らなくて。」
【博士】
「ケンタくんはどうですか?」
【ママ】
「実は、ケンタも猫背なんです。
コタツでマンガを読んでいるときなんか、すぐ背が丸まっちゃうんですよね。
いちおう注意はするんですが、直らなくて。
やっぱり親子だから仕方ないんですかね、ハハハ。」
【博士】
「確かに、日本人には猫背が多いと言われていますね。」
【ママ】
「そうかもしれません。
授業参観で、時々授業風景を見に行きますけど、姿勢の良い子は少ないですね。
でも、先生はそれには、お構いなし。
注意してくれれば、少しは直るかもしれないのに…」
【博士】
「全般的に、学校の先生は、姿勢への関心は少ないですね。
それどころか、机に覆いかぶさって一心不乱に問題を解いている生徒を、勉強をがんばっていると好意的にすら捉えたりしますね。」
【ママ】
「ところで、博士は姿勢が良いですね。」
【博士】
「姿勢が崩れたほうが、内臓に圧迫がかかったりして、むしろ疲れるんですよね。
腰にも、余計な負担がかかります。」
【ママ】
「そういえば私、最近腰痛がひどいんですよ、イタタ…。
しっかり者の主婦だから、働きすぎなのね、って思ってたけど、実は姿勢が原因だったのかしら?」
【博士】
「ママがしっかり者の主婦かどうかは、とりあえずおいておくとして…
もしケンタくんも猫背なら、早いうちに直しておいたほうがいいですよ。
猫背は、視力に悪影響を及ぼしますから。」
【ママ】
「ええ?やっぱりそうなんですか?」
【博士】
「猫背は前傾姿勢のため、姿勢が良い人に比べて、目が対象物に近付きすぎてしまいます。」
【ママ】
「どれくらいが、近すぎる距離なのかしら?」
【博士】
「それでは、『アゴパンチ法』を使ってみましょう。」
【ママ】
「えっ、アゴにパンチするんですか?」
【博士】
「そう。
肘をDSや本など、見ている対象物につけ、手首を伸ばした状態で、拳を作ってアゴを乗せます。」
ケータイに肘をつけて、拳にアゴを乗せてみるママ。
【ママ】
「へえ、この距離かぁ~。
たしかに、アゴにパンチですね。」
【博士】
「この時、手首が曲がらないように注意しましょうね。
このときの目の位置と対象物との距離が、必要な距離になります。」
【ママ】
「帰ったらケンタにも、教えてあげよう♪」