第89回眼 あちゃ~学校検眼でまさかの近視宣告!対処のコツは?
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2012.04.15
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最も危険なB判定
A判定なら、ひとまずは安心ですが、B判定と聞いて、とりあえずホッとしている方はいらっしゃるでしょうか?
成績などのイメージから、A,Bなら合格、Cはすれすれ、Dなら不合格と考えてしまう方が多いようです。
しかし、それは大間違いです。
Bと判定されたら、それはもう、視力が赤信号ということなのです!
その理由は、視力が落ち始めているということは、すでに近視になる環境の中で生活していることを意味しており、適切な手を打たない限りは、進行を止められないからです。
特に成長期のお子さんは、近視の進行がとても早く、また重度の近視まで進みやすいのです。
そして、気をつけなければいけないのは、B判定くらいで眼科に行くと、「まだメガネには少し早いので、もう少し様子を見ましょう」と言われることが多いことです。
しかし、この「様子を見ましょう」というのは、「メガネが必要になるまで待ちましょう」の意味なので、要注意です。
本当に様子を見ているだけでは、いけません。
「視力が落ち始めている」という現実がある以上、
- 原因を突き止める
- 生活環境を見直す
- 近視になりにくい目の使い方を身につける
というような対策が、今すぐ必要です。
近視の進行は、虫歯と同じように考えて下さい。
虫歯になって痛んでも、「もう少し様子を見てみよう」と放置しておいたら、悪化してしまって、「どうして早めに対処しておかなかったんだろう」と後悔しますよね。
近視にも、全く同じことが言えます。
ただ、近視には虫歯のような痛みがないために、なんとなく放置してしまうのです。
もう一度繰り返しますが、視力がわずかでも落ち始めているということは、近視になる生活を送っているという明らかなサインです。
これを見逃さずに、それ以上近視を進行させないような対策を、一刻も早く取っておくべきなのです。
そして、B判定くらいの時に対策を取ると、効果も得られやすいのです。