第98回眼 眼科の『ワック』で視力回復はできる?
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2013.02.25
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眼科のワック
近視の相談で眼科に行った際に、ワックをすすめられた経験のある方は、いらっしゃるのではないでしょうか?
でもこれで、本当に視力って回復するものなのかどうか、気になりますよね。
今回は、「ワック」に関連する大切なお話を、眼育(めいく)博士がしてくれます!
今号も、他では決して聞けない貴重な情報が目白押し♪
どうぞ最後までお見逃しなく!
■登場人物■
【眼育(めいく)博士】
眼育トレーニングの創始者で目の健康のエキスパート
【ミドリママ】
30代のワーキングマザー
息子のケンタの視力を、何とか回復させたいと思っている
【ケンタ】
9歳。学校の健康診断で視力が落ちていたことが発覚
ケンタの視力低下がきっかけで、視力のスペシャリスト、眼育博士に相談することになったミドリママ。
今日も、眼育博士の研究所に、目の勉強に来ているようです…
【ミドリママ(以下ママ)】
「ケンタのお友達のお母さんで、眼科で視力のトレーニングをしているって人がいるんですって。」
【眼育博士(以下博士)】
「ああ、それはきっとワックですね。
眼科では、視力回復に対する体系的なトレーニングは存在しないので、とりあえず、ワックで様子を見ることが多いんですね。」
【ママ】
「ワックって、どんなものなんでしょう。
その友達は、週に数回、通ってるみたい。
お母さんが、『毎回連れて行くのが大変~、でも子供の目のためだから~』って、頑張ってました。」
【博士】
「ワックは、大きな望遠鏡のような装置の中をのぞき、映し出されるスライドなどを、20分間ほど眺めるというものです。」
【ママ】
「え~、それで効果があるんですか?どんな原理でしょう。」
【博士】
「雲霧法という原理を使っています。」
【ママ】
「うんむほう?なんですか、それ??」
【博士】
「近視の人に、遠視のメガネをかけさせると、ピントが合わせられなくなるでしょう?
その原理を使って、わざとピントが合わせられない程度の度を持つレンズを装着させ、20分程度おいた状態から、目の検査を行う方法のことです。
目を、ピントを合わせられない状態にしてしまうと、目の筋肉の緊張状態は和らぐんです。
ワックはもともと、視力検査の適正化のためにできたんですよ。」
【ママ】
「視力検査のため…?
まずは、目の緊張を解くため…?」
【博士】
「そう。
目の筋肉が緊張したままだと、測定値に悪影響が出やすいですからね。」
【ママ】
「でも今は、トレーニング機器としても使われているってことね?」
【博士】
「そうです。
ただし、雲霧法による目の筋肉の緊張緩和は、一時的なものです。
ですので、定期的に通わないといけないんです。」
【ママ】
「なるほど…。
それでお友達のお母さん、あんなに張り切っているのね。
実は、私と一緒に通っていたお菓子作り教室にも、行けなくなったって言うんです。
ほら、眼科の送り迎えで大変だから。」
【博士】
「それは悲しいですね。」
【ママ】
「私も通おうかな~。
でも、週に何回も通わせるのって、大変よね。」
【博士】
「ワックのトレーニングを始めても、通うのが大変で、途中で止めてしまうケースも多いようですね。」
【ママ】
「そうか…。
ワックっていいかも?
と思ったけど、効果を出すには、それなりの苦労も必要なのね。
眼科にわざわざ行かなくても、自宅でできるワックがあったら、かなりうれしいんだけどな~。」
【博士】
「ありますよ。ホームワックです。」
【ママ】
「え~っ、あるんですか?
博士ったら、それを早く言ってよ。」
【博士】
「自宅でいつでもトレーニングできるワックが、ホームワックです。
さらに、眼科のワックが続かない理由に、見るスライドが静止画で、子供が飽きて興味を持ちにくいう欠点があります。
でも、ホームワックなら、テレビを見る対象として活用できます。
好きなアニメ番組を見ながらトレーニングできるので、続けやすいんです。
また、眼科と違って、自宅のリラックスした環境で行えるのも、目に良い影響を与えます。」