元気スクール訪問記 -池谷体操倶楽部-
- 視力アラカルト
- 2015.04.01
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体操選手と視力
レポ
「体操選手の皆さんの一般的な視力はいかがですか?」
池谷
「実は、視力が良い人は意外と少ないんです。僕みたいに苦労をしている人も多いと思いますよ。
一緒に出場した西川もコンタクトだったんです。」(※ソウル・バルセロナの銅メダリスト 西川大輔さん
レポ
「西川さんもコンタクトだったんですね!
体操選手は、色々なものに目を配りながら運動をされますから、目が疲れたりはしないですか?」
池谷
「そうですね。やはり、目はよく使いますね。
球技などと同様、動体視力も必要です。
僕の場合は、練習時とは言え、大切な跳馬の種目で踏切が合わなくなるという、体操選手にとっては致命的なミスをおかしていましたから、体操に限らず、スポーツ全般、いや、生活全般において、いかに視力が大切かということが分かりますよね。」
レポ
「そうですね。スポーツ選手になりたい子供たちも多いですし、視力を維持するためにできることを始めたいですね。」
池谷
「視力が悪いと、自分の最大限のちからが発揮できなくなるんです。
スポーツではそれが直接結果につながります。
子供たちの夢も左右しかねません。」
レポ
「確かに…自分の最善のちからが出せないなんて、後悔してもしきれませんね。
運動同様、できるだけ早いうちから、子供たちには視力トレーニングも行ってもらいたいと思います。」
成長期の子供たちにメッセージ
レポ
「池谷さん、今日は長い間お話を聞かせてくださって本当にありがとうございました。
貴重なお話が聞けて得るものがたくさんありました。
最後に、未来の子供たちに向けて、メッセージをいただけますでしょうか。」
池谷
「はい。運動神経のほぼ全てが形成されるのは主に小学生の頃で、その時期を『ゴールデンエイジ』といいます。
このゴールデンエイジに、たっぷり外で遊んだり運動したりして、たくさん体を動かすことです。
それは、将来の自分の体の土台を作っていることになるんです。
また、そのような活動の機会を増やすことにより、近くのものを見たり遠くのものを見たりして、次第に目の筋肉も鍛えられてゆきます。
ゲームばかりやっていると、運動量も取れず、目の筋肉も凝り固まりますから、気を付けて。
生活の中にもっと運動を取り入れてください。
お父様、お母様、『ゴールデンエイジ』の育成環境を今一度見直してみてあげてくださいね。」
レポ
「ありがとうございました!池谷さんの体操教室の詳細は、こちらで分かります。
是非ご参考にしてください。
池谷さん、またご協力をいただきました、スポーツクラブNAS港北のスタッフの皆様、本日は本当にありがとうございました。
レポ感想
最後まで爽やかな笑顔がとっても印象的だった池谷幸雄さん。
今回は、体操の話にとどまらず、子供たちの育成のお話まで、幅広く聞かせていただくことができ、勉強になることがいっぱいでした~!
教室で指導するお姿は、真剣そのもの!
子供たちが池谷さんを尊敬している様子が、とても強く伝わってきた訪問でしたよ。
なぜ今この練習が大切なのか、子供にはきちんと理由を話す。
理由を話せば、子供たちは素直に分かってくれる。」
子供たちが、池谷さんを尊敬している様子がとても強く伝わってくる訪問でした。
『ゴールデンエイジ』の子供たちのために役立つトレーニング・ツールを、日々探索しているという池谷さん。
最後に、眼育総研と同じ運営母体の「バランスボディ研究所」のアームマッチョ、クイックマッチョ、ローリングマッチョの検証もしてくださいました。
アームマッチョはぜひ子供達にも使わせてあげたいとのこと。
ちなみに不惑40代の池谷さんですが、筋肉隆々、お肌ツヤツヤでしたよっ!
(眼育リポーター:増田亜美)