最大明視距離
- 目の用語辞典
- 2015.04.10
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最大明視距離(さいだいめいしきょり)とは、リラックスした状態でピントを合わせられるギリギリの距離のことを言います。
一言で「遠く」とは言っても、その「遠く」とは、ひとりひとり異なります。
テレビとの距離や目の休憩をするときに見る「遠く」は、その人の視力によって異なります。
そのため、まずは自分にあった「遠く」を見つけておきましょう。
ご自身の最大明視距離を感覚的につかむ為に、以下のような方法があります。
壁に紙を貼るなどして、その紙に書かれた文字がふつうに読める位置に立ち、その位置から少しずつ後ろへ下がっていって下さい。
そして、ピントのぼやけ始める距離をつかんで下さい。
初めのうちは、ピントを合わせようと動いていた目の筋肉が、ある距離を境に調節しなくなるのが分かると思います。
この時、目の筋肉が調節できるギリギリの距離が、いわゆる最大明視距離であり、それぞれの方に適した「遠く」なのです。
あくまでもリラックスして調節できる範囲です。
目を細めるなど、目に力を入れて調節することは逆効果のため、ご注意ください。