第3回眼 今日からできる、目のリフレッシュ法
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2005.02.22
- 6,119 View
こんにちは、風が強い日は、目をあけて歩くのが大変ですね。
いろいろなものが空気中に飛んでいるらしく、目にゴミがはいってきます。
花粉症の方は、今の時期は大変です。
目がかゆいと思いますが、目を強くこするのは、なんとかこらえて下さい。
目の角膜が傷付いてしまいます。
角膜が傷つくと、乱視の原因となってしまう事もあるんです。
さて、お子さまがいる方は、春といえば学校検眼!です。
学校検眼の時に、実力以上に悪い結果がでてメガネに!なんていう事にはしたくないですね。
そこで、今号は、「今すぐできる目のリフレッシュ法」をご紹介します。
また、日頃パソコンを使っていて、目の疲れを感じている方にもお勧めです。
さっそく、目のケアの習慣を始めましょう!
なぜ近視が始まるのか?
まずは、近視の始まりから簡単にご説明いたします。
遠くを見るときは、目の筋肉はリラックスして伸びます→水晶体が薄くなる
近くを見るときは、目の筋肉は緊張して縮みます→水晶体が厚くなる
ですから、近くをずっと見続けていると、目の筋肉はずっと縮みっぱなしになります。
さらに、近くを見ている時間が長くなると、遠くをみても、目の筋肉は元のように伸びなくなってしまいます。
その昔、高校生の頃、私はバトン部にいたことがありました。
その頃は、毎日柔軟体操をしていたので、身体もだいぶ柔らかかったんです。
しかし、今の私は、一日の中でほとんど運動することがないので、筋肉がかなり固くなってしまいました。
元々、身体が固いほうだったので、パタリと運動をしなくなってからは、元に戻るのはあっという間でした…。
目はじっとしているのは苦手!
そもそも人間の身体は、固定的に使われることが苦手です。
なぜなら、人間は動物だからです。
つまり、字のごとく、”動く物”なんですね。
さてここで、次の2つの選択肢があるとします。
- 1時間微動だにせず、動かずに立っている。
- 1時間歩きつづける。
皆さんは、どちらを選択しますか?
多くの人にとって、1時間全く動かずに立っているのは、かなり苦痛だと思います。
少なくとも、私には無理です。
その一方で、「1時間歩く」というのは、簡単とは言いませんが、それほど難しい事でもありません。
歩き慣れている方であれば、「1時間くらいならへっちゃらよ!」とおっしゃるかもしれません。
このことを、普段の生活におきかえて考えてみましょう。
ずっと同じ姿勢で、パソコン作業をしていたら、肩が凝りますよね。
肩凝り対策として、腕や首を回したり、捻ったり、といった軽い体操ををする方もいらっしゃると思います。
これは、目にも全く同じことが言えます。
同じものをじっと見続ける時間が続いたら、合間に休憩や運動をいれることが大切なのです。