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第105回眼 不同視についてこれだけは知っておこう!

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セルフチェックの結果はいかに?

セルフチェック

■登場人物■

【眼育(めいく)博士】
眼育トレーニングの創始者で目の健康のエキスパート

【ミドリママ】
30代のワーキングマザー
息子のケンタの視力を、何とか回復させたいと思っている

【ケンタ】
9歳。学校の健康診断で視力が落ちていたことが発覚

ケンタの視力低下がきっかけで、視力のスペシャリスト、眼育博士に相談することになったミドリママ。

今日も、眼育博士の研究所に、目の勉強に来ているようです…

【博士】
「前回のメルマガで、宿題を出したの、覚えていますか?
みなさんに『不同視』のセルフチェックをお願いしました。
まずは、不同視について復習しておきましょうか。」

【ママ】
「つまり、『がちゃ目』のことですよね。」

【博士】
「不同視とは、左右の視力差がかなり大きい状態のことです。
両目の視力に、0.3以上の差がある場合、不同視とみなします。

不同視の場合、片方の目は視力が良い状態のため、視力が低下していること自体に、気がつきにくい。

しかも、一度なってしまうと、目の使い分けが身についてしまうために、視力を向上させにくいという状況が生まれます。

だから、早めに見つけて対処することが、とても大切になります。」

【ママ】
「目の使い分けって、なんか聞きなれない言葉ですよね。

不同視についてや、目の使い分けについては、以前にも、博士が詳しく説明してくれていますよ。

皆さま、復習のため、ぜひ読み返してみましょう。
知らないと怖いガチャ目の話

【博士】
「不同視かどうかは、簡易的には、セルフチェックで確かめることができます。

前号では、以下のような宿題を出しました。

  • まずは右目を手で隠し、左目で【遠く】を見てください。
  • 見る対象物は、文字など、見えているかどうかが判定しやすいものが含まれている範囲を選びます。
  • 距離は、その人の視力にもよりますが、3~5m程度が適当でしょう。
  • 次に左目を手で隠し右目で【遠く】を見てください。
  • 次に両目で【遠く】を見てください。

見え方がどのように変わりましたか?
1,2,3の順にメモしておきましょう。

さて、1,2,3とも見え方に変化がなかった人は、今のところ不同視の心配はありません。

次に1,2,3で見え方が大きく変わった方はいますか?
この方たちは、不同視の可能性があります。」

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