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第111回眼 レーシック利用者が激減している理由

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公開Q&A(2):『メガネ、コンタクト、レーシックの中では、どれがおすすめですか?』

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【ママ】
「そうなんですか?じゃあ、次のQ&Aとも関係があるみたいなので。」

メガネ、コンタクト、レーシックの中では、どれがおすすめですか?

「視力回復・三種の神器ですよね。
一番歴史が長いのが”メガネ”。
利用率1番になりつつあるのは”コンタクト”。
そして、一番新しい技術の”レーシック”。

レーシックは、危険な手術事例の増加によってブームは下火となり、後遺症も無視できないから、おすすめできない、って話ですよね。

じゃあ、メガネかコンタクト?」

【博士】
「レーシックの衰退とは違い、メガネとコンタクトは、相変わらず活況ですね。」

【ママ】
「レーシックみたいに手術はしないから安心だし、値段も安いし。
使い捨てコンタクトなんて、今じゃ1枚100円で買えるじゃない。」

【博士】
「たしかに使い捨てコンタクトは1枚80円~100円で売られており、一見安価に見えます。
しかしコンタクトの原価は、わずか4~5円です。

だから、消費者にとっては、決して“安い”わけではないのです。」

【ママ】
「原価の20倍で売ってるってこと?なにそれ、ひどい商売だわ。」

【博士】
「コンタクトレンズ製造は、実は半導体のような巨大装置産業であり、価格には、設備投資の償却がかなり含まれているのです。

また、競争激化による、マーケティング対策費も、当然価格に含まれています。
コンタクトは一度使い始めると、その先も使い続けることが多いですよね。

使い捨ての場合、1枚は安く見えても、10年間使用すれば、維持費は30~58万円もかかることになります。

レーシック手術の費用は、平均で20~30万円(両眼)と言われているので、レーシック治療費を上回っていますね。」

【ママ】
「そう考えると、コンタクトも経済的ではないわね。
じゃあ博士としては、3つの中ではメガネがおすすめ?」

【博士】
「眼育総研ではこれまでも、必要に応じて補助的にメガネを使うことはあり、と言ってきました。

メガネをずっと着用するのではなく、黒板を見るときなど必要なときだけかけ、近くのものを見るなど必要でないときは外す、臨機応変な利用をオススメしてきましたね。

ただし、メガネを使っていると、スポーツをするときに不便だったり、やはり弱点はあります。」

【ママ】
「じゃあ、いったい何がお本当にすすめなの~?」

【博士】
「一番良いのは、

『成長期が終わる20歳を超えるまで、メガネなしでも日常生活が送れるレベルに、視力を維持すること』です。

これが眼育総研の一貫したスタンスです。

20歳まで、裸眼でも生活ができる視力をキープできれば、それ以降は、0.1以下にまで近視が進んで、メガネ無しでは生活ができないようになることは、めったにないからです。」

【ママ】
「な~るほど。
『眼球が成長中で、視力が極端に落ちやすい成長期にこそ、裸眼で生活できる視力を維持することが大切』ってことですね!

つまり、
『メガネ、コンタクト、レーシックなどに頼らないで裸眼で生活できる視力を一生保つには、成長期の視力回復トレーニングこそが大切』という結論になるというわけかー!

うちも眼育のトレーニング、がんばろうっと!

『うちの子が大人になったらレーシックがあるし…』なーんて、安易に考えているお母さま、今のうちにトレーニングをスタートさせた方がいいかも、ですよ~!

今日はとっても勉強になりました!」

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