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第24回眼 大人になった時に必要な視力って・・・
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2006.04.05
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将来、必要な視力とは?
現在の視力の水準は、60年前と比較して大幅に下がっています。
そのため、今の状況にふさわしい新しい視力の基準について、『視力偏差値』を使い、前回のメルマガでお話しました。
おさらいすると、60年前の視力1.0は、現在では、
小学生 0.7
中学生 0.6
高校生 0.6に相当します。
これを「現実的な基準」として頭に入れておくべき数値とお伝えしたわけですが、小学生→中学生→高校生ときたら、その後は…?
今回は、大人になった時点でどのくらいの視力を維持できていればいいのか、「視力を長期的に考える」というお話です。
昔と今とでは、「視力の基準は変えて考えなければいけない!」
視力1.0以上という数値は、現在では、「現実的な基準ではなくなってきている」
このことを、前々回よりご説明してきました。
まず、年齢が上がれば上がるほど、近視者の割合は増加します。
小学生から高校生までの間で比較してみても、平成18年度で 小学生28% → 高校生59%という驚きの結果がはっきりと見てとれることは、前回お話したとおりです。
さかのぼって、昭和24年度でも 小学生6% → 高校生12%
(データの詳細は、止まらない!近視の低年齢化をご覧下さい。)
このように、目を酷使する年数が増えるほど、視力も低下してしまうのが、残念ながら自然の流れ。
そうなると、
小学生 0.7
中学生 0.6
高校生 0.6
この後はどうなるの…、ということになります。
大人になったら、これだけ欲しい!
では、「大人になってからの視力は、最低いくつあればいいの?」
その答えは…スバリ「0.5」以上
とりあえず、左右それぞれ視力0.5以上あれば、メガネなしでほとんど不自由のない日常生活を送ることができます。
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