第32回眼 話題の栄養素【ルテイン】は目に効く??
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2006.06.28
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【ルテイン】が必要な人とは??
残念なことに、【ルテイン】は人間の体内では生産されません。
そのため、取り入れるには口からの摂取が唯一の手段ということになります。
【ルテイン】不足にならないために重要なのは、やはり基本的に、「バランスのよい食生活=野菜もしっかり摂る」ということの実践だといえるでしょう。
ちなみに、国内の【ルテイン】研究で有名な眼科医・葉山隆一氏によると、ほうれん草60グラムほどで1日の所要量を満たせる、ということです。
ここでもうひとつ、つけ加えておきたいと思います。
黄斑部や水晶体に蓄積される【ルテイン】ですが、「貯蔵分」がなくなると、抗酸化作用もなくなります。
これが『黄斑変性症』の原因につながるわけです。
ですから、
- 普段、屋外で紫外線を浴びる機会が多い
- 緑黄色野菜をあまり口にしない
以上のようなことがあてはまる方は、意識して【ルテイン】を摂取するとよいでしょう。
余談ですが…
“マリーゴールド”(日本名で「千寿菊」など)の花には高純度の【ルテイン】が含まれることが、さまざまな研究から明らかになっています。
このため【ルテイン】のサプリメントなどには、「マリーゴールド由来の~」と表記されている例がよくみられます。
必要に応じて、こういったサプリメントなどで摂取するのも、ひとつの方法かもしれません。
ただ、子どもの場合は、必要十分な【ルテイン】の貯蔵量があると言われています。
その量が減り始めるといわれる40歳前後からが、いちばん【ルテイン】を必要とする年齢層といえます。
つまり「お父さんやお母さんの世代に必要な栄養素」というわけです。
まとめ
ルテインは、お父さんやお母さんの世代に必要な栄養素です。
【ルテイン】とは…
緑黄色野菜に含まれる色素、「カロテノイド」の1つ。
【ルテイン】の働きって??
現代の生活習慣による「光の酸化ダメージ」から、目を守ってくれる。
【ルテイン】を摂った方がよい方
30代以降で特に下記のような条件に当てはまる方。
普段、屋外で紫外線を浴びる機会が多い
パソコンなど、モニター機器に向かう時間が長い
緑黄色野菜をあまり口にしない
【ルテイン】の摂り方
緑黄色野菜に多く含まれるため、「バランスのよい食生活 = 野菜もしっかり摂る」
ということを、まずは実践してみてください。
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