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第35回眼 その“様子見”が命取り?!

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ミドリン・ワックの真実

真実

近視をとりまく現状として、眼科のメガネ・コンタクトレンズ店化が起こっている――というお話を、前回させていただきました。
眼科は近視をどう考える?

今回は続編として、『じゃあ、近視になってしまったらどうすればいいの??』ということについて、考えてみたいと思います。

「まだメガネを使うほどではないようですので、様子を見ましょう」というのは、近視で眼科を受診すると言われる、よくあるパターンです。

近視になったら様子を見る → 悪化したらメガネの処方箋という流れが、眼科の一般的な対処になっているわけですが…

様子を見る段階で、“あること”をするように指示される場合があります。

その”あること”とは…「ミドリン」や「ワック」を使う

「ミドリン」「ワック」について聞いたことがある、という方は、すでに、お子さんの近視で眼科を受診した経験をお持ちかもしれませんね。

このメルマガでも、過去にも何度か取り上げています。
眼科でよく聞く「ワック」って何?

簡単に説明すると、

  • 目薬で目の内部の筋肉を麻痺させて、瞳孔を開く「ミドリン」
  • 装置で、目のピントを合わせないようにする「ワック」

どちらも、一時的に目の緊張状態を解き、正確に視力の測定をさせるのが、本来の用途です。

二週間以上はダメ!

目薬

「ミドリン」も「ワック」も、本来は“正確な目の検査”のための手段。
【近視の改善】に役立つわけではありません。

目薬や装置を使用することで、あたかも近視を”治療”しているかのような印象を与えがち…
でも実体は『様子見』に過ぎません。

屈折度数などの検査の際、目の内部の筋肉を緊張させたまま行うと、本来の実力よりも、悪いデータが出てしまいます。

「真の実力」を知るには、緊張を解いてから実施する必要があるので、⇒「ミドリン」や「ワック」を使うということなのです。

検査の正確を期すために、少しの期間使い続ける場合はありますが、最長でも、2週間までにとどめたいところです。

ところが実際には、「様子見」の期間が1ヶ月だったり、長い場合は3ヶ月以上だったりします。

検査を正確にするために緊張を解くことが目的なのですから、長く続けることに意味はありません。

2週間もあれば、結果はハッキリするはずです。

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