第74回眼 目隠しで視力が向上!?
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2010.10.10
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目隠しで視力が向上!
【博士】
「目隠しは、パーミングと呼ばれ、視力回復の一つの方法として、現在、注目されています。
我々は、普段目で見ていると思っていますが、目は情報の入り口に過ぎません。
目から入った情報は、電気信号に変換されて神経を通り、脳に伝わります。
そして、脳で信号が解読されて、初めてものが見えるのです。」
【ママ】
「へぇ~そうなんですか。」
【博士】
「ということは、モノが見えるということには、脳の信号解読力が、大きく関わっていることになります。」
【ママ】
「なるほど。それと目隠しは、どのような関係が?」
【博士】
「目隠しすると何も見えなくなります。まったくの闇です。
その状態で、クリアに情景が見えるところを想像できるようになれば、脳の信号解読力に刺激が加わり、発達するようになります。」
【ママ】
「つまり、目を使った時の信号解読力も向上すると。」
【博士】
「そういうことです。
脳の信号解読力が向上した部分が、視力の向上につながります。」
【ママ】
「ふ~ん、難しい話だけど、効果がありそうな事は、直感的に感じます。
情景って、例えばどんなのを想像するんですか?
川のせせらぎとか、草原を見渡した風景とか?」
【博士】
「それには、2つ方法があります。
- 目隠しする前に見えている風景を、そのまま思い浮かべる方法
- 何でもかまいませんが、好きな情景を思い浮かべる方法
例えば、好きな歌手が、コンサートで歌っている情景なんかでも良いですよ。
どちらにしても、細部までありありと、本当に見えているかのように、頭に思い浮かべるのがコツです。」
【ママ】
「じゃあ、私は、『東方神起』がライブで歌っているところを思い浮かべることにします。」
【博士】
「好きな情景を選ぶ際は、思い浮かべて、本人が『楽しい!』と思える情景が良いですね。
手順を説明すると、
■眼育パーミング■
- リラックスして椅子に座る
- 両方の手の平をこすり合わせて温める
- 目を開いたまま、両目を両方の手の平で包みこむように覆い、視覚情報をシャットアウトする。
※このとき、まばたきをとるのを忘れないように。
※どうしても目が開いているとできない人は、目を閉じてやってもOK。 - 見たい情景が、手の平の向こうで、クリアにありありと細部まで見えているところをイメージ
- 1回に30秒間ほどで、1日3回程度行う
それでは、一緒にやってみましょう。」
博士のまねをして、手の平をこすり、目を覆うママ。
【ママ】
「博士、目は閉じなくていいんですよね?」
【博士】
「基本は、そうです。
目は開いたままで、本当に目の前に見えているように、思い浮かべてください。
ただし、目を開けていると何も思い浮かべられないという人は、目を閉じてもOKです。」
そして30秒後。
【ママ】
「あれ?」
目をしばたくママ。
【ママ】
「何だか、目がスッキリした気がする…」
【博士】
「パーミングは、『目のヨガ』としても有名です。
実は、脳の信号解読力を鍛えるだけでなく、両方の手から放射される気によって、目の内部の組織が癒されるという効果もあるんです。
気持ちがいいので、思わずやりたくなるという人が多く、どんなに飽きっぽい人でも続けやすいという、メリットがあります。」
【ママ】
「これは、ぜひ私もケンタと一緒にやってみます。
目隠しって、こんなにもリラックスできるんですね。
ところで博士は、さっきどんな情景を想像したんですか?」
【博士】
「もちろん『少女時代』のライブです。私の大好きな…」
【ママ】
「え~、博士もK-POPファンだったんですか!?」