

【夏休み自由研究におすすめ】手作りVRゴーグルで楽しく視力ケア!
夏休みもあとわずか。「自由研究、まだ終わっていない…」というお子さまにぴったりな、楽しく作れて視力ケアにも役立つ工作をご紹介します。
今回は、簡単に作れる「手作りVRゴーグル」の作り方と、視力回復につながるアプリの活用法、さらにはVRが子どもの視力に与える影響についての実験結果もご紹介します!
◆ 用意するもの
- 100円ショップの双眼鏡
- ゴムバンド
- スマホが入るサイズの段ボール箱
- カッター・ハンマー・定規・ボールペン
- ビニールテープ

◆ 作り方
- 双眼鏡のレンズを取り外します。継ぎ目にマイナスドライバーをあて、ハンマーで軽く叩くと取り出しやすいです。
- 段ボールをティッシュ箱の上面サイズにカットします。
- 目と目の間の距離を測り、段ボール中央にレンズを並べて配置。印をつけたら、少し小さめに穴をくり抜きます(カッターの扱いには注意)。
- レンズをくり抜いた穴に差し込み、固定します。
- ティッシュ箱のビニール部分を外し、加工した段ボールを貼り付けます。
- 箱の反対側にスマホサイズの窓を作り、ゴムバンドでスマホを固定できるようにします。
色を塗ったり、デコレーションしても楽しいですよ。塗装する場合はレンズを外しておきましょう。

ゴーグルが完成したら、スマホをセットして楽しんでみましょう。
子ども向けには、無料で使える「YouTubeのVR対応動画」などがおすすめ。教育・エンタメ・探検系のジャンル等の動画を楽しんでみましょう。
◆ VRは子どもの視力にどんな影響がある?
中国・北京の先端イノベーションセンターでは、VRが子どもの視力に与える影響について実験を行いました。
小学4年生と6年生、合計50名を対象に、以下のような比較調査が行われました。
【実験内容】
- VRヘッドセットを使ってお絵描きアプリ「Tilt Brush」をプレイ
- 同じ児童の一部が後日、タブレットで同様のアプリをプレイ
- 各セッションの前後や経過時間ごとに視力を測定
- 使用後の休憩時間にも視力を測定
【結果】
- VR使用後、小学4年生は平均0.048ポイント視力が向上
- 6年生も平均0.014ポイント改善
- 一方でタブレット使用後は、視力が低下または変化なし
この実験結果から、VRには視力向上の可能性があることが示唆されました。
◆ なぜVRで視力が良くなるの?
ヘッドセットと目の距離はわずか数センチですが、脳は「遠くを見ている」と錯覚します。これにより、目のピント調節機能(毛様体筋)が活発に働き、視力回復をサポートしていると考えられています。
◆ 自由研究にもぴったり!
お子さまの視力の変化を記録してグラフ化すれば、立派な自由研究になります。
「なぜVRで視力が良くなるの?」「タブレットとの違いは?」といった探究心を育てるきっかけにもなります。
夏の自由研究に、目にも心にもやさしい“VR視力研究”、ぜひチャレンジしてみてください!
視力回復辞典(視力回復の真実)
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