TOP >> 目に関して知ろう >> 目を細める癖

目を細める癖

  • 2015.04.27
  • 19,789 View
  • FaceBook
    0

  • 0
  • Google+
    0
  • LINEで送る

近視の傾向が出てくると、遠くを見るとき目を細めるようになることがあります。
目を細めると、はっきり見えない距離のものでも、ピントが合いやすくなるからです。

なぜ、ピントが合いやすくなるのでしょうか?

目を細めることによって目に入る光の量を調節して、網膜に映る像のボケを少なくしているからです。
ピントのぼけがなくなるので、より鮮明に遠くが見えます。

ですが、本来は遠くを見るときは毛様体筋をゆるめて、水晶体を薄くし、焦点を合わせます。
目を細めるというのは目の周りの筋肉に力が加わりますので、これとは逆の方法です。

そういう意味で、目の自然な筋肉の動きをじゃましています。

目を細めると、眼圧が高くなり角膜に変形を起こし、乱視になる場合があります。
乱視は一度なってしまうと、治すのは難しくやっかいです。
 
眼を細めることは癖になりやすいので注意が必要です。

RELATED ARTICLE

関連記事
まずは視力検査してみよう!

トップへ戻る