第65回眼 テレビから離れて!は間違いなの!?
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2009.05.18
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「ちょうどいい♪」距離をカンタンに知る方法!
【博士】
「近視の世界には、『常識のウソ』がたくさんあるので、気をつける必要があるんですよ。
ちなみに、先ほどお話しした『ピントを合わせられるギリギリの距離』のことを、『最大明視距離』と言います。」
【ママ】
「サイダイ…メイシ・・キョリ…ですか?」
【博士】
「そう、『最大明視距離』です。」
【ママ】
「それは、どうやればわかるんですか?」
【博士】
「言葉はむずかしく聞こえますが、やり方は、とてもカンタンです。
今回はテレビを使う方法を教えましょう。画面をストップさせたいので、DVDが好都合です。
文字が入るとわかりやすいので、字幕のある洋画で、子どもの好きなアニメを使ったりすると良いですね。
または、最近のバラエティー番組はテロップが出ることが多いので、そのような番組を録画して使う方法もあります。
まずはテレビ画面に近づいて、本人が楽に見れる距離から始めます。
次に、字幕やテロップの出ているシーンで、画面を停止させます。
このとき、文字や画像が問題なくはっきりと見えているかどうか聞いてみてください。
そして、クリアに見えているようなら、その位置から、一歩づつテレビから離れさせてください。
どの程度見えにくくなったかを確認しながら、ゆっくりと離れていきます。
ピントが合わせられる、ギリギリの距離を探しましょう。
肩に力が入ったり、目を細めたりするような動作が現れているようなら、それは既に、『最大明視距離』を超えています。
あくまで『リラックスして見える距離』というところが、ポイントです。」
【ママ】
「なるほど~。
うん、これなら私にもできそう。帰ったらさっそくやってみます。」
【博士】
「ええ、ぜひ今日からやってみてください。」
【ママ】
「でも…ちょっと待ってください…。
『最大明視距離』は、テレビを見るたびに測らないといけないんですか?」
【博士】
「『最大明視距離』は、そんなに短期間に変わるものではないので、一度測れば、1~2ヶ月はOKです。
そして、テレビを見せるときのコツは、『最大明視距離』の位置に、ケンタ君専用のポジションを作ってあげることです。
座布団、イス、ソファーなど何でも良いので、テレビとの距離がケンタ君の『最大明視距離』になるような定位置を設定してあげると良いでしょう。
また、テレビとの目線の高さの関係は、見上げるのではなく、見下ろす形になる方が良いです。」
【ママ】
「よ~く、わかりました。さっそく今日から始めます。
来年の視力検査よ、見ていろ、という気分になってきました。」
【博士】
「その意気です。良い報告を待っていますよ。」
【ママ】
「そして、私の定位置には、カウチを置くことにします。
もちろん、ポテチもね…うふふ…」
【博士】
「はぁ…。
ミドリママのメタボ検査がC判定にならないよう、祈ってます。」
まとめ
◆『テレビは近くで見ちゃいけません』の落とし穴◆
- 近視が既に進行している場合は、テレビは遠くから見ればいいというものではない。
- 各自の視力に合わせた『遠く』がある。
- その距離を『最大明視距離』と呼ぶ。
- 『最大明視距離』に、定位置の目安となるものを置くと良い。
テレビ画面を見上げるより、見下ろす方がお勧めです。
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