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スマホやDSとの距離の取り方

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こんにちは。眼育(めいく)サポーターの太田です。

今日は、スマホ、携帯、DS等のゲーム器など、携帯型デジタル機器と目の距離のお話です。

会員様からのご相談で意外に多いのが、「DSは目からどのくらい離して見ればいいですか?」というご質問です。

テレビの場合は、高さの3倍離れる、というような基準が言われていますが、DSに限らず、スマホ、携帯等、携帯型デジタル機器との距離の取り方は、あまり聞かないように思います。

携帯型デジタル機器との、適切な距離の、簡単な測り方をご紹介します。

まず、スマホなど見ている対象物に肘を当て、手首を伸ばした状態でこぶしを作ります。

そして、こぶしの先端部にアゴを載せます。

このときの目の位置が、近業するときに最低必要な距離です。

この、こぶしから肘までの距離は、アメリカのオプトメトリストが使う用語で、『ハーモン距離』といわれています。

ちなみに、私のハーモン距離は、およそ35cmです。

体格により差がありますが、その人の身体のサイズに合わせた必要な距離が分かり、いつでも確認することができます。

本を読むときや、ノートに書くときも、目が『ハーモン距離』以上離れているかどうか、目安にするのがおすすめです。

姿勢の悪いお子さんに、ノートから目を離すように注意をする時も、「ノートから30cm目を離して!」と言うよりも、自分でハーモン距離を測ってもらった方が、分かりやすく自覚もしてもらいやすいですね。

『ハーモン距離』については、視力回復辞典でもご紹介しています。
第120回眼 視力低下を防ぎながら楽しみたい! スマホや携帯型ゲーム対策
ぜひ参考にしてください。

ちなみに、テレビとの距離も、一律に「画面の高さの3倍」が正解ではありません。
最大明視距離を目安に、適切な距離をとって目に負担がかからないようにしましょう。

目の休憩もお忘れなく!

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