第27回眼 子どもに自覚を持たせる《7つのステップ》第2弾
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2006.05.02
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【ステップ3】『携帯型ゲーム置き場』作戦
《7つのステップ》は、目の重要性をなかなか理解できない子どもに、自覚を促して視力低下防止につなげていくために、できることとは??
そんな観点から、すぐに実践できることから順番にステップとしてまとめた“実践ノウハウ”です。
前回、第1弾として
【ステップ1】
「メガネをかけるとは、どういうことか」を体験させる
100円ショップで買える老眼鏡を使ってみる
【ステップ2】
“メガネ体験”を糸口に、想像力を広げながら親子で会話を。
「どれだけ不便か」⇒子どもが感じたことを聞いてみる
というお話をさせていただきました。
今回は、引き続き、【視力低下に深刻な影響を及ぼす「携帯型ゲーム」への対策】を意識しながら、『子どもに自覚を持たせる《7つのステップ》第2弾』 ★ステップ3~5をお送りします。
携帯型ゲームを親が管理するのが難しいのは、文字通り“携帯”できてしまうアイテムだから…
ということは、今までにもお話してきました。
その点では、遊ぶ場所が限定されるテレビゲームのほうが、まだ救いがあるといえるでしょう。
そこで、携帯型ゲームの“テレビゲーム化作戦”です。
テレビゲームと同じように、遊んでいるときと遊んでいないときを、わかるようにしてしまいます。
やり方は、簡単。
家のリビングのどこかに、『携帯型ゲーム置き場』を作る
これだけです。
リビングの中でも、なるべく目につきやすく、チェックしやすい場所を選びましょう。
テレビの上なども、いいかもしれません。
同時に、ルールも決めてしまいます。
家の中では、携帯型ゲームは必ず『携帯型ゲーム置き場』に置く。
自分の部屋に持ち込まない
「部屋に持ち込まない」というのは、重要なことです。
自分ひとりの時間や空間を持つことができる自室では、ついダラダラとゲームに興じてしまうのは必至。
節度を持って、などということができる子どもは、まずいません。
大人でも、好きな趣味の道具を持って1人で部屋に入ったら、つい夢中になってやるべきことを後回しにしてしまう…よくあることですよね。
【ステップ4】写真や動画で姿勢チェック
次にご紹介するのは、ゲームや読書など、近くを見る作業をしているときの「姿勢」からアプローチする方法です。
携帯型ゲームに夢中になればなるほど、子どもの姿勢は悪くなっていきますよね。
字を書いているとき、本を読んでいるときなども同じ。
前かがみになって背中を丸め、まるでエビのような格好になっている子どもの姿を、見ることがあるのではないでしょうか。
その状態では、自然とゲーム機と目の距離が近づきます。
長時間続けることによって、目のピントが近くに固定され、目の筋肉が凝り固まって起こる「目凝り(めこり)」の状態に→→近視の始まり
姿勢が悪いほど、こんな図式にピタリと当てはまってしまうわけです。
ゲームをしている本人は、自分がそんな姿勢になっているということには全く気がついていません。
そこで、携帯電話のムービーやカメラで、ゲームをしているときの子どもの姿を撮るというのが、【ステップ4】です。