第67回眼 近視を防ぐ、お部屋の明るさ
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2009.10.12
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ちょっとした工夫で、見やすさ改善!
翌日、再び眼育博士のもとを訪れたママ、いつもの元気がありません。
【博士】
「どうしたんですか、ミドリママ?」
【ママ】
「実は、ケンタが宿題をしたり、本を読んだりする場所が、ことごとく明かるさが足りてなかったんです!子供部屋も、ですよ!
照明を買うときにポイントを全部使っちゃったのに!!
わ~ん、私のポイントを返して~」
【博士】
「まあまあ、泣かないで…。策はあります。
今の天井照明はそのまま使いながら、プラスアルファで、環境を改善すればいいんです。」
【ママ】
「ええっ、ホントですか? どうするのか教えてください!!」
【博士】
「デスクスタンドを併用すれば、『読書・勉強』『精密作業』に必要な明かりを、確保することができます。
このとき、明るくしすぎても目に悪影響を与えることがあるので注意してください。」
【ママ】
「なんですって?」
【博士】
「明るさには、『照度』と『輝度』があります。
『照度』は対象に光が当たっている度合い、『輝度』は対象自体が発光している度合いを表します。
強い光を当てすぎて、白いノートに反射してしまうと、『照度』が強すぎて、『輝度』が上がりすぎる場合があります。
そうなると、白と黒の差がつきにくくなり、細かい文字が見えづらくなって、かえって目を近づけることになります。」
【ママ】
「そんなときは、どうしたらいいですか?」
【博士】
「明るさは充分に確保したうえで、まぶしくならないような工夫をしましょう。
デスクスタンドは、光が直接目に入らない角度、つまり利き手と反対側の、前方に配置します。
天井照明についても、利き手と反対側、やや後ろの頭上になるような位置関係に、席を配置するとベストですね。」
【ママ】
「さっそくやってみます。
ついでに、私のことも下からライトで照らしたら、アイドルみたいにカワイイって、ダンナに喜ばれるかしら?」
【博士】
「それは…ちょっと分かりませんが…」
まとめ
◆近視を防ぐ、お部屋の明るさ◆
適切な明るさは、目的によって変わる。
子どもが勉強したり、本を読んだりする環境は、眼育明かりメータなどで、明るさを確認すると良い。
デスクライトを配置するときは、まぶしくならないように、利き手と反対側の、前方に配置。
天井照明との位置関係は、利き手と反対側の、やや後ろの頭上になるように席を配置するのが、理想的。
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