第86回眼 視力回復のためにメガネをかける!?
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2012.02.21
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視力が悪いと本当に困る時
子供に、目のことを考えて、テレビやゲームの時間を制限させようとしても、なかなかうまくいかないものですよね。
そんな時にとっておきの方法をご案内しましょう。
今回は、「子供の意識を簡単に変えてしまう」方法を、眼育(めいく)博士がお話ししてくれます。
どうぞ、お見逃しなく!
■登場人物■
【眼育(めいく)博士】
眼育トレーニングの創始者で目の健康のエキスパート
【ミドリママ】
30代のワーキングマザー
息子のケンタの視力を、何とか回復させたいと思っている
【ケンタ】
9歳。学校の健康診断で視力が落ちていたことが発覚
【ミドリママ(以下ママ)】
「ハァ~…」
【眼育博士(以下博士)】
「どうしました?珍しくため息なんかついて。」
【ママ】
「最近、ケンタの扱いに困ってしまって…『いつまでテレビ見てるの!』『DSを何分やってるの!』って叱っても、辞めないんですよ。
たとえその場で止めても、あとでまた隠れてやろうとするから、余計困ります。」
【博士】
「ふむふむ。ケンタくんを四六時中、監視しているわけにもいきませんしね。」
【ママ】
「今までは『これ以上目が悪くなってもいいの!?』って言うと、なんとかガマンできていたんですけど、最近はそれも効かなくなってきて。
『メガネやコンタクトがあるからいいじゃん。そうすりゃ、別に困らないし』って返してくるんです。
そう言われちゃうと、返す言葉がなくて…」
【博士】
「メガネやコンタクトなしでは生活できないようになると、確実に困るシチュエーションがありますよ。それは、天災の時です。」
【ママ】
「え、天才?ま、まさかケンタが天才…?」
【博士】
「そっちの天才ではありません。自然災害の天災です。
東日本大震災の時のように、取るもんも取らずに避難しなければならないとき、メガネやコンタクトがないと支障がある人は、とても苦労されたと聞いています。
なにしろ、普段でさえメガネなしでの外出は不安だというのに、瓦礫だらけの場所を急いで避難するのは、決死の覚悟だったと思います。
また、狭いところに大人数がひしめきあう避難所生活となると、メガネを入手出来るようになるまでは、とても大変だったことでしょう。」
【ママ】
「そうだ!私もそれ、テレビで見ました!
メガネやコンタクトを自宅から持ち出せなかった震災後の避難生活ですごく苦労したって。
どこかのメーカーが、緊急用のメガネを被災地に寄付して、大変喜ばれてましたよね。」
【博士】
「『エマージェンシー』ですね。
メガネなしでは生活できないようになってしまうと、もしもの時にとても大変なわけです。
昨年起こった悲惨な経験を糧にするため、防災意識をもう一度高める試みも増えてきてますから、これを機に、ケンタくんともう一度良く話し合ってみるといいかもしれませんね。」
【ママ】
「ぜひそうします。
だけど、ケンタってけっこう、おちゃらけてるから素直に話を聞いてくれるかしら?」
【博士】
「ママ、その環境で勉強させていては、ケンタくんの近視を進行させてしまうかもしれませよ。」
【ママ】
「もしそのような話がひびかない場合は、”100円メガネ作戦“があります。」