第110回眼 集中力と視力のアブナイ関係?!
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2014.04.15
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【ハーフタイム】はサッカーだけじゃない?!
【博士】
「集中力の高いお子さんは、脇目もふらずに没頭する傾向があり、目の筋肉を収縮させた状態で、長時間、目を使ってしまいがちです。
知らず知らずのうちに、体のあちこちも凝ってしまいますし、何をするにしても、「見る」というコトは欠かせないので、特に目は、もう大変なストレスを感じて、悲鳴を上げています。
目を労わるには、休憩を取るのが一番!
休憩をはさみながら集中すれば、大丈夫なのですよ!
目の休憩法【ハーフタイム】を行いましょう。」
【ママ】
「ハーフタイムって、サッカーの試合だけじゃないのね。
前半が終わったら小休止を入れて、また後半、みたいな。」
【博士】
「読書、パソコン、お勉強、ゲームなど、近くのものをみる作業を10~30分間したら、『遠くの違う距離のものを眺める』という休憩を入れればいいのです。
休憩時間は10~30秒ほどで大丈夫です。
要は、近くを見る作業を長時間続けず、こまめに休憩を入れる、ということですね。」
【ママ】
「10分やったら10秒休憩ね。10分休憩じゃなくてもいいんですよね?
たったこれだけでいいのなら、ケンタも嫌がらずにやってくれそうです。」
【博士】
「ハーフタイムは、ただ本を閉じ、ゲームをストップするだけではなく、目に良いことをすると、さらにグッドです。
- 裸眼で行いましょう。
- リラックスして視線を漂わせたときに、自然とピントが合う位置を見ましょう。
【ママ】
「リラックスして視線を漂わせたときに、自然とピントが合う位置。
それって、博士がいつも言っている【最大明視距離】ですよね?
でも、リラックスするには、できるだけ遠くを見た方が良いんじゃないの?」
【博士】
「遠くの距離が、まるでピント調整のできない距離の場合、目の筋肉は反応しないため、筋肉への刺激は不十分となります。
ですので、視力のいい人にとって『遠くの景色を見る』ことは休憩になりますが、視力が落ちている人にとっては、休憩にならない場合があるのですよ。」
【ママ】
「な~るほど。
だから、ピントを合わせられるギリギリの距離が良いってことね。
リラックスするにも、正しい方法があるってことですね。」