第112回眼 なぜ眼科で言われる事を鵜呑みにしてはいけないのか?
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2014.06.22
- 7,055 View
公開Q&A(2):『とりあえず様子を見ましょうと言われました。本当にいいんでしょうか?』
【博士】
「ところでケンタくんの学校検眼の判定は何でしたか?」
【ママ】
「B判定でした…。
ということで、私の参考にするために、次の質問を、独断と偏見で選んじゃいます♪」
B判定でした。眼科では『とりあえず様子を見ましょう』と言われました。本当に何もしなくていいんでしょうか?
なんかこういう言われ方をすると、今の時点では何もしなくてもいいのかなって思っちゃいますね。
でもまあ、とりあえず、Bだからね。」
【博士】
「B判定だと、まだ安心と思っている人が多いと思いますが、視力におけるB判定というのは、実は赤信号!のことですよ。」
【ママ】
「え、えぇ~っ?そうなんですかぁ~っ!」
【博士】
「すでに視力が確実に落ち始めているということですからね。
つまり、本当に様子を見ていると、近視が進行してしまいます。
眼科医の言う『もう少し様子を見ましょう』というのは、”何もしないで様子を見ていたら視力が元に戻るから大丈夫ですよ”という意味ではありません。
“まだメガネには少し早いので、メガネが必要になるまで待ちましょう“ということなのです。」
【ママ】
「メガネが必要になるまで待つってことは、もっと視力が悪くなるまで待ちましょうっていう意味?
ダメダメ、そんなの、だめじゃないの~?!
博士、なにかできることはないの~?」
【博士】
「B判定では決して安心せず、A判定でも油断をしないような、そんな心がけが大切ですね。
もう近視が始まっているわけですから、意識的に生活環境を変え、近視になりにくい目の使い方を身に付ける必要があります。
生活習慣上の一番のおすすめは、何といっても“ハーフタイム”です。
近くを見る作業を10~30分間続けたら、10~30秒間視点を変えるハーフタイムを入れるという、休憩法。
時間は10分続けたら10秒、30分続けたら30秒です。
こまめに入れるほど、効果的です。
今までにも、ご紹介していますから、読者の方にとっては、もう常識ですね。」
【ママ】
「は~い!ハーフタイムには何をしたらいいですか?」
【博士】
「人によっていろいろな方法がありますが、目がリフレッシュできることを工夫したいですね。
例えば…
遠くの違う距離のものをぼ~っと眺める
近くばかり見て、縮こまっていた目の筋肉を伸ばしてあげよう。
リフレッシュ効果大。
リズミカルにまばたきをする
目をぎゅっと強く閉じ、ぱあっと大きく開く。
パチパチパチとリズミカルにまばたきをする。
目のまわりの筋肉のマッサージ効果大。」
【ママ】
「ちょっとした工夫で、環境って変えられるわね。
何もしないで”様子を見る”のよりはずっと良いわ!
今日はとっても勉強になりました!」