第17回眼 失敗しない!眼科の利用法
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2005.11.25
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まずは屈折検査に注目せよ
さてみなさん、視力の値が気になる方が多くいらっしゃるでしょうが、目の状態を知るには、屈折検査の結果がとても重要です。
人によっては、目を観察している?ぐらいの検査にしか思っていないかもしれませんが、そうではありません!!
この検査の中で、特に必要なデータは2つ。
【1】S(Sph)で表される屈折度数(球面レンズ)と、【2】C(Cyl)で表される乱視度数(円柱レンズ)の数値です。
【1】の屈折度数は、マイナス(-)が近視の度数、プラス(+)が遠視の度数を表し、数字が大きいほど、進行していることを示しています。
【2】の乱視度数は、乱視の程度を示しています。
これらと、矯正視力をあわせた3つの数値、左右それぞれありますので、計6つの数値の確認をしましょう。
メガネ処方箋が出た場合は、処方箋にその数値が載ります。
処方箋が出ない場合は、眼科医に確認しましょう。
このような数値を面倒がらず、しっかりと教えてくれるかどうかは、眼科の良し悪しを見極めるひとつの手段です!
この6つの数値と、裸眼視力の数値を眼育総研にお知らせ頂ければ、現在あなたの近視がどの程度進行しているのか解説いたします。
近視は“早期発見”がポイントです。
最近のお子さんの視力低下のスピードは早いため、小学校での1年に1回程度の検眼で安心していると、突然の近視宣告にびっくり!
なんてことにもなりかねません。
できれば視力の良い時期から、3ヶ月に1回程度の検眼を習慣にすると良いと思います。
まとめ
眼科へいったら、検査結果を必ず聞いてきましょう。
メガネ処方箋が出た場合は、それでOKです。
出ない場合は、裸眼視力だけではなく、下記の数値を確認してください。
【確認する数値】
裸眼視力
矯正視力
屈折度数(球面レンズ)
乱視度数(円柱レンズ)
ちょっと専門的な言葉のような気がしますが、ひるまず聞きましょう。
なお、屈折検査は大手メガネチェーンなどでも受けることができます。
視力検査は、視力の良いうちから受けることがカギ。
時々身長や体重を測ってお子さまの成長を知っておくような感覚で、1年に何度か視力検査を習慣づけましょう。
また、春は学校検眼のシーズンのため、眼科も混み合います。
夏~冬の時期がおすすめです!
様子見はNG!
眼科で“様子をみましょう”といわれ、そのまま放っておくことは近視への早道です。
現在、近視になっているということは、近視に向かう原因があることに違いありません。
「様子を見る=メガネが必要になるのを待つ」ということにならないよう、早めに対策を打ちましょう。
具体的には、生活習慣の改善、調節力をつけるトレーニングなどがあります。
トレーニングは自宅でテレビを見ながらトレーニングできるホームワック
「早期発見/早期対処」の機会を逃さないために…
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