第48回眼 テレビで測れる?!あなたの目に最適な距離
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2008.03.28
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自分にぴったりの距離の見つけかた
- 「近くも見過ぎてはいけない」
- 「目を細めてまで、遠くを見るのもいけない」
じゃあ、いったいどこを見ればいいの?!
とんでもない難題に思えますが、実は答えはとても簡単。
目に無理をさせなければいい。
つまり本来の目のしくみに沿って、負担をかけなければ良いのです。
具体的な距離としては、リラックスして視線を漂わせたときに、自然とピントが合う位置です。
これを専門用語で『最大明視距離』(さいだいめいしきょり)と言います。
テレビを見るときには、ピントが合うギリギリの遠距離で見るのが、目の筋肉の負担を少なくするということですね!
さてさて。
そうなると、いますぐにでも自分の最大明視距離(さいだいめいしきょり)を確認したくなりませんか?
では簡単な方法をご案内しましょう。
ぜひ、お子さまとトライしてみてください。
まず、ビデオやDVDをご用意ください。
お子さまの喜ぶディズニーアニメなどの洋画がお薦め!
そして、字幕などの文字画面で停止します。
画面の文字がふつうに読める位置に立ち、その位置から、少しずつ後ろへ下がっていってください。
初めのうちは、ピントが合っていた文字がある距離を境にぼやけてくるのがわかると思います。
そのポイントが、自然とピントが合う位置。
いわゆる『最大明視距離(さいだいめいしきょり)』なのです。
テレビ番組で、テロップや字幕が出ているときにやってみてもいいですね。
いかがですか?自分にぴったり合った”遠く”が見つかりましたか?
目が喜ぶ環境づくり
目を疲れさせない距離についてお話しして参りましたがせっかくですから、毎日の習慣として生かしたいものですよね。
しかし人間は、新しい習慣を身につけようとしてもついつい長年のクセに戻ってしまいがち。
今すぐに取り組めること。
■物理的改善
テレビを見るときに座る位置を、最大明視距離になるようにソファーもしくはテレビ自体の配置を変えてしまおう。
これなら、自分にぴったりの距離が、意識しなくても習慣化します。
■意識的改善
家族みんなで最大明視距離を測ってみたり、目のしくみについて話し合って、理解を深めよう。
お子さまにも目の大切さが伝わって自主的に自分の距離でモノを見るようになってくれればしめたもの!
目い良いことを習慣化して、目が喜ぶ環境をつくってあげましょう!
まとめ
遠くを見るときと近くを見るときでは、目の筋肉の使い方が違う。
- 近く ⇒ 筋肉は緊張して縮む
- 遠く ⇒ 筋肉はリラックスしてゆるむ
遠くを見るときの使い方が、本来的でストレスのない使い方。
でも、“距離の取り方”を間違えると、遠くを見ているのに緊張状態に…
テレビを見るときには「近すぎず、遠すぎず」
つまり、自分にぴったりの距離=『最大明視距離』で見るのがベスト。
テレビを使って自分に最適な距離を測れます!
生活に自然に取り入れ、あたりまえの距離にしていきましょう。
今回は視力低下防止に役立つ『最大明視距離』の活用のしかたについて、お伝えしました。
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次回の視力回復辞典は、第50回眼となります。
第49回眼は、一部内容に誤りがあり記事を削除いたしました。