第68回眼 子どもに不同視(がちゃ目)が激増中のワケ
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2009.12.20
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不同視になった場合の対策は?
【博士】
「不同視の克服には、両目をバランスよく使うことができるようになる必要があります。
ケンタ君の場合、左が0.3、右が0.9という視力でしたね。
普段は、『視力の良いほうの目で遠く』を見て、『視力の悪いほうの目で近く』を見るという傾向になるから、ケンタ君の場合は、『左眼で近くを見て、右眼で遠くをみている』ことが考えられます。
まず、今回行ってほしい事は、遠くを見るときに右眼を手で隠し、近くを見るときに左眼を手で隠すという方法です。」
【ママ】
「なるほど、近くしか見てなかった左眼で遠くを見て、遠くしか見てなかった右眼で近くを見るようにするんですね。
つまり、普段と逆の目を使うトレーニングをするってことですよね。」
【博士】
「まさに、その通り!
その他には、遠近感の把握が必要な遊びを、取り入れると良いでしょう。
例えば、キャッチボールやサッカーのパス交換などを、できるだけ距離を離れて行うようにしてみてください。
ただし、最初から距離を取ると危険な場合があるので、近い距離から始めて、だんだん距離を拡げていくようにすると良いですね。」
まとめ
◆不同視を防ぐには◆
ものを斜めに見ていることがないかどうかに、注意する。
食卓などで、本人から見て斜めにテレビが配置されていないかに、注意する。
◆不同視になっていることがわかったら◆
遠くを見るときに、視力の良い方の目を隠し、近くを見るときに、視力の悪い方の目を隠す。
普段使っていない側の見え方を、意識する。
キャッチボールやサッカーのパス交換を、距離をだんだんと拡げながら行う。
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